はっきり言ってアフリカ音楽になどまったく興味がない。
そもそも民族音楽というのは、文字通りその民族の人たちの血の中に流れる律動であるのだから、僕ら日本人にアフリカ人のリズムなど合わないのだ。
コブシのきいた演歌でも聞きながら、コタツでミカンでも食べていればいい。
そんな僕だったが、友人がやっているアフリカンバンドの音を聴いて、思いもよらずその原始的なリズムと旋律に魂を揺さぶられてしまった。
アフリカンダンス&パーカッションチーム ぽれぽれ
先日、はじめてジャンベというアフリカのタイコを買ったとき、「仙台で鍼灸整骨院を営みながら西アフリカのタイコに狂っている友人」にアドバイスを求めた。
彼は地元で「アフリカンダンス&パーカッションチーム ぽれぽれ」というバンドを組んでいて、定期的にドラム教室や音楽フェスなどのイベントに参加しているという。
僕なら、アフリカのリズムに乗って落ち着きのない鍼灸師に針など打ってほしくないが、本人が好きなんだからしょうがないだろう。
「ぽれぽれ(pole pole)」はスワヒリ語で「のんびり・ゆっくり」という意味
そんなチーム「ぽれぽれ」のホームページへ飛んで、そのトップページの画像に脱力してしまった。
けれどここにこそまさに、このバンドのネーミングの由来となっている「ぽれぽれ(pole pole) =のんびり・ゆっくり」という精神が表れているといってもいいだろう。
はっきり言ってヒドいデザインだが、たしかにこれを眺めていると、のんびりいくか、という気持ちになってくるから不思議だ。肩肘張ってカッコつけるより、僕もぽれぽれしていたくなる。
ぽれぽれのライブ映像
メロディが美しくて僕がいちばん好きな動画
まさにアフリカンな感じでステージ映えしている動画
ジャンベの3つの音が学べる、幼稚園でタイコを教えている動画
メンバーの顔がよくわかる動画
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あなたの中に隠されたアフリカの血が目を覚ますかもしれない。