2017年9月13日快晴。最高気温30度。ママちゃんと日帰り登山。神奈川県秦野市の丹沢山地にある塔ノ岳。標高1,491m。ヤビツ峠の登山口(菩提峠駐車場)まで茅ヶ崎から車で一時間ちょっと。
目標は塔ノ岳山頂だけど、時間とか体調もあるのでとりあえず行けるところまで。
▲ 菩提峠駐車場
R246秦野近辺から宮ヶ瀬湖につながる県道70号を進み、ヤビツ峠の駐車場のちょっと先を折れたところにある無料駐車場。空き地みたいな。
車でけっこう登ってるからすでに涼しくて気持ちいい。
▲ 駐車場の脇にある一般車通行禁止の車道からも入山できるけど、ちょっと下ったところにある登山口から入る。
▲ ビギナーには傾斜がきつい感じだけど、森の雰囲気は最高。途中で車道からの登山道に合流する。
▲ 森の道もあり、石がゴロゴロの道もありで、山気分が盛り上がるいい感じの山道。
▲「二ノ塔」到着。全体的に眺望のいい塔ノ岳だけど、ここはそれほどでもない。ちょっと休憩。
前日までちょっと忙しかったのと、日頃の運動不足のせいで、俺もママちゃんもぜえぜえ息が上がってる。
でも山だけじゃないけど、疲れたらちょっと休む、を繰り返していけば、どんどん進んでいける。人生もそんな感じ。
▲ この日はずっと快晴。この写真は天気がわるいんじゃなくて、ほぼ雲の中。山の風は強く変わりやすく、見ている風景もどんどん移ろっていく。いい感じの岩と傾斜。
▲「三ノ塔」に到着。
山荘の中で休憩できる。宿泊は禁止みたい。トイレはないよ。
▲ ここから絶景が望めるはずが、雲が多くて視界ゼロ。これでも晴れてる。
▲ ちょっと休んで、次なるポイント「烏尾山荘」へ向かう。
▲ スゴいっしょこれ。雲の中ってこうなってんのよ。子ども連れてきて見せたいね。
▲ この断崖も、数秒前は真っ白な霧で何も見えなかったのに、しばらく眺めているとどんどん視界がクリアになる。
▲「烏尾山荘」に到着。
▲ ここにはトイレがあって一安心。使った紙は持ち帰るように書いてあったけど、中にはちゃんとトイレットペーパーもゴミ箱も設置してあった。料金箱があるのでちゃんとチップを入れましょう。
▲ 晴れていればここから雄大な富士山をかなりの迫力で眺められるらしいんだけど、残念。
▲ それでも山の天気は変わりやすく、しばらくすると海側が晴れてきた。
▲ 見晴台の休憩所でくつろぐ。秦野の町並みと相模湾、その先には伊豆半島まで見渡せる。
▲ トレッキング・シューズでガチガチに締めつけられた足先を解放するのが至福の瞬間。幸せとは抑圧からの解放である。
まだ日も高く時間もあったのだが、ママちゃんの体調や前後の予定を踏まえて、ここで折り返し。
塔ノ岳山頂まではあと半分くらいかな。忘れ物はまた取りに来るさ。
▲ 往路では真っ白で見えなかった道も、晴れてくると緑が気持ちいい。
▲「三ノ塔」付近から「烏尾山荘」を望む。さっきはまったく見えなかったのに、唐突に広がる眺望に圧倒される。
▲ 箱根や丹沢の低山をちょいちょい登ってるけど、ここは道も眺望も本当に気持ちいい。山登ってるぜ!っていう満足感を濃厚に味わえる。
▲ iPhoneのパノラマで撮ったけど、本物のパノラマは写真になんて切り取れないね。だからこそしんどい思いして山に登るんだけど。
▲「三ノ塔」まで降りてくると、なんと平塚や茅ヶ崎、彼方には江ノ島や三浦半島まで見えるじゃないか。登りのときには完全にホワイトアウトしてたのに!
秋の気配を孕んだ山の風と、夏の名残の雲に、しばしうっとり見とれてしまう。
塔ノ岳への半分くらいしか登らなかったけど、ここは本当に眺望も山道も、路傍に咲く植物やカナヘビなどの小動物も豊富で、とても豊かな山、という印象が残った。何度も登りたいような。
早々に引き揚げたので、帰宅したのは午後三時。シャワーを浴びて早めのビールを流し込んで昼寝をして、なんだかこういうゆったりした山登りもわるくないな。
次回はちょっと早めに出て、道々の豊かな風景を眺めながら、塔ノ岳山頂を目指しましょうかね。ほんじゃ。