猿でもわかる極上の音色。『audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-PRO5MK2』

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高価なヘッドフォンや音響設備から流れる高音質のメロディよりも、ガレージの隅の薄汚れたラジオから流れる雑音混じりのベン・E・キングの声の方が美しい。

そんな感傷的なことを言っていた僕だが、このヘッドフォンを手にいれた日を境に考えを改めた。

今まで音質など二の次としていた猿並みの僕にだってわかる、極上の音色を紹介しよう。


はるか昔、音響に狂った友人の部屋で、うん十万円もするオーディオと巨大なスピーカーで吉田美奈子さんの「忘れかけてた季節へ」を聴いたときは、さすがに圧倒されたのだけれど、基本的に今まで音質や音響に関しては一切興味がなかった。

このヘッドフォンも、電車内で使っている人を見かけてカモフラージュ柄がカッコいいなと思ったので、試しに買ってみただけだ。

値段も手頃だったのでそれほど期待はしていなかったのだが、大好きなノラ・ジョーンズの曲を聴いて、自分の耳を疑った。彼女の声も、そこに折り重なる楽器の音色も、今まで聞いたことのない迫力と臨場感で迫ってきた。

繰り返すが、僕は音質に関してはまったくの素人なので、比較する耳は持っていない。ただ、これまでの数十年間の僕の音楽生活はなんだったのだ!と叫んでしまいそうになるくらいに、ヘッドフォンから流れるメロディはどこまでもクリアに美しく、耳から脳へ、脳から胸の奥まで響き、僕の心をぶるぶる震わせた。

激しい曲よりも、ささやくような静かでやさしいメロディの方が、より違いがわかる。

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家でMacに向かって作業するときには常にヘッドフォンを使うようになった。

主にexfmで音楽を聴くが、作業に邪魔なときには「Relax Melodies Oriental Premium」を使って、集中力を高めている。

世の中にはそれこそ何十万円もするヘッドフォンもあるようなので、欲を出せばキリがないのだが、今は一万円以下でも高品質な音色を楽しめるヘッドフォンがたくさん揃っている。

きっとあなたを新しい世界へ連れて行ってくれるだろう。