ぶっちゃけ『ウォーキング・デッド』以外に、ずっぽりハマった海外ドラマってなかったんですけど、やっと出てきましたよヤバイやつ。
大ヒット作『glee/グリー』を作った敏腕クリエイターのライアン・マーフィが手がけたのがこの『American Horror Story / アメリカン・ホラー・ストーリー』。
スタイリッシュな映像と、複雑に絡み合った物語の、超最先端のホラードラマです。
『アメリカン・ホラー・ストーリー』が本気でヤバイ!
あらすじ
家族の絆を取り戻すため、ロサンゼルスへ越して来たハーモン一家。
彼らは前の所有者が無理心中をしたという家を破格の安値で買う。
自身の死産と夫の浮気に傷ついた妻のヴィヴィアンは、いまだに夫のベンを許せずにいる。娘のヴァイオレットは両親の不仲にいらだち、転校した学校でも問題を起こす。ベンは彼らよりずっと前にあの家に暮らしていたという男と遭遇。
その男は家の“声”にそそのかされ、家族を殺してしまったと言うが…
巷では「殺人の館」なんて呼ばれる、超いわくつきの洋館に引っ越してきた三人家族に、次から次へと幽霊だか人だかなんだかわからない奴らがからんできます。
映像と演出がやたらカッコイイ!
タイトル通り完全なホラーなんだけど、怖いというよりはとにかくスタイリッシュ。
オープニングから音楽から小道具、ファッション、館のインテリアにいたるまで、すべてに最先端を感じさせるんです。
あえて古めかしくしているところも含めて、ニヤリとさせる粋な演出ばかりで、とにかくカッコイイ。
こんなホラー見たことない(あんまり怖くない)!
ぶっちゃけ、怖くないです。
ストーリーは陰惨だし、むごたらしいシーンもあるし、幽霊的なモノがバンバン出てくるけど、なんかあんまり怖くないんです。
ホラーが完全に苦手な人はわかんないけど、オモシロイのが先にくるんで、怖さはあんまり感じません。
さすがに深夜に一人で観るのはどうかと思うけど。
誰が生きてて誰が死んでるのかわからない!
このドラマがすんげーオモシロイのは、ふつうに出てくる登場人物の中の、誰が生きている本物の人間で、誰がこの世のものではない何かなのかがはっきりしないところ。
ふつう、幽霊とかって特徴があるじゃないですか。足がなかったり、触ろうとしても触れなかったり、影が薄かったりとか。
でもこのドラマに出てくる幽霊的なやつらは、ふつうの人間と変わらない。抱きしめられるし、いやんなこともするし、本当に生きてるみたい。
だから「こいつ本当は死んでんじゃねえの?」なんて疑うようになるからどんどんハマっちゃうんですな。
舞台が変わるシーズン2以降がもっとヤバイらしい!
僕は先日huluで偶然見つけたので知らなかったんだけど、今はシーズン3まであるみたいです。
ふつうドラマのシーズンて、そのまま物語がつづいていくんだけど、本作は各シーズンで完結して、次からはまったく違うストーリーになるんだって。それなのに主要キャストは同じだったりするんだって。それオモシロイ!
- シーズン1:呪いの館
- シーズン2:精神科病棟
- シーズン3:魔女団
とりあえず興味のある人は、シーズン1のみhuluで見られるので(2014年12月現在)チェックしてみてください。2週間無料トライアルもあるよ。
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