Apple Watchと生活する僕の、ある一日を紹介しよう。
午前5時
iPhoneのアラームで起きると、隣の書斎デスクの上で充電しておいたApple Watchをはめる。
買ったばかりの頃はベルトの3つめの穴を使っていたのに、最近はゆるくなってきたので2つめにしている。体重を測ってないが、ワークアウトの効果が出てるのだろうか。
午前5時半
Apple Watchが手首をトントンと叩く。
リマインダーアプリが「おはよう!今日を人生で一番楽しい日にしよう!」というメッセージを表示して、仕事を始めろとせかす。
昨日のまとめや今日やることを確認したり、朝のルーチンをこなして、ブログや原稿を書きはじめる。
午前7時半
リマインダーが手首をトントンして「ブログを更新しましょう」と言うので、最終チェックをしてから更新して、FacebookやTwitterに流す。
午前9時
アクティビティアプリがトントン。
「1分間立ちましょう」というので、ワークチェアから立ちあがる。
「Hey Siri1分タイマー」一声かけるだけでいい。
いつの間にか背筋が凝り固まっていたのだが、伸びをしたおかげで気分も良くなった。ついでに窓を開けて、チョコレートをつまむ。
つづいてFacebookメッセンジャーがトントン。
近所の友人から「お昼過ぎまで海にいるから、来れたらおいで」というお誘い。
さすがに今日は仕事がたくさんあって対応できないので、Macから返信する。「また誘って」
午前10時半
集中しすぎて思考が回らなくなってきたので、手首に向かって「Hey Siri15分後に起こして」と言って、ソファ代わりのコールマンリフトチェアに横になる。
午前11時すぎ
Twitterのリプライが手首に届く。チラ見すると週末のBBQの話のようだ。お昼にでも返信すればいいだろう。
正午前
リマインダーがトントン。
「そろそろランチですよ」と言うので、仕事をまとめる。
正午過ぎ
iPadBookでニュースやブログ、Facebookなどを眺めながらお昼を食べ、手首に話しかける。
「Hey Siri今日の天気は?」茅ヶ崎は午後もいい天気らしいので、ソファカバーを洗濯しよう。
「Hey Siri午後の予定は?」忘れてた!今日は午後からBBQパーティの買い出しにいく日だった!
午後1時半
書斎のリフトチェアで昼寝をしていると、手首でアラームが鳴る。
ランニングウェアに着替えて外に出る。ハートレートモニタのバンドを胸に巻かなくていいのは楽だ。
iPhoneでRunKeeperを起動し、手首でワークアウトアプリを起動して、走りはじめる。
膝と腰に違和感があるので、今日は無理せず流して走ろう。常に表示される「ペース」と「心拍数」をチェックしながらビーチをランニング。
午後3時半
Facebookメッセンジャーが手首をトントン。
「やべえ、アヒージョに餅入れたら超うまい!」という株価より有益な情報。餅は盲点だったな。今度のBBQパーティでやってみるか。
午後4時過ぎ
バイクでお出かけ。ラギッド・アーマーを買ったので、気兼ねなく外にも持ち出せる。
走行中に電話がかかってきたので、路肩に駐めて通話。
手首に表示したEvernoteの買い物リストを見ながら、スーパーで食材の買い出し。サルサは明日コストコで買えばいい。餅も買っておこうか。
午後6時半
リマインダーが手首をトントン。
「おつかれさま!今日の出来事をまとめよう」Evernoteに日次レビュー。仕事の進捗や明日やるべきことなどを書き出し、今日撮った写真を整理する。
午後8時
手首でApple TVをコントロールしてhuluを観る。『サタデー・ナイト・ライブ』は、子どもたちもけっこう笑う。
午後9時すぎ
リマインダーがトントン。
「明日をもっと素晴らしい日にするために、ストレッチをして早く寝よう!」と言うので、最後のビールを飲み干して、身体を伸ばしてやる。
書斎のデスクにApple Watchを戻して、布団の中ですこしだけ小説を読む。
夏のことなんかを考えながら、眠りにつく。
毎日が、もっと楽しくなってきた。