「BBQを始めたいんだけど、グリルはどれを買えばいいの?」
という質問をよくされるので、僕が愛用してる2つのBBQグリルを紹介します。
どちらにも長所と短所があるので、自分の環境と使いみちで選ぶといいでしょう。
ポイントは「シンプルかつ安価ながら、長く使える」モノ。アウトドアで使うモノって、けっきょくシンプルな構造で可動部分が少ない方が長持ちしますからね。
1.焚き火にも使える「ユニフレーム ファイヤグリル」
以前にも紹介した人気製品だけど、こいつのグッドポイントは、
- BBQだけじゃなく焚き火にも使える
- パエリヤパンやダッヂオーブンも使える
- 炭火の扱いが簡単
という感じ。
焼き網とグリドル(鉄板)を外せば、薪をのせて焚き火台としても使えるし、重心が低いので重いダッヂオーブンものせられる。
焼きアミと台の間に空間があるので、アミをどかさずに炭を足したり動かしたりできるのも使いやすい。
逆にバッドポイントは
- スタンドの高さを調整できない
- 持ち運びや収納がちょっとだけ微妙
という感じ。
スタンドの高さを調整できないので、少人数で座って使うにはいいけど、大人数のBBQとか、テーブルの上にのせて使ったりということはできない。
地面がデコボコしているとスタンドがちょっと不安定なので、焼いている途中で移動するのはちょっと危険。
まとめると、
「家族など少人数のみでBBQをやる人や、キャンプで焚き火をやりたい人」
にはこれがオススメです。
2.オーソドックスな万能選手「コールマン ツーウェイグリル」
なんだかんだ一番使えるなあ、と最近思うのが、この「コールマン クールステージツーウェイグリル」というオーソドックスなやつ。
グッドポイントは
- シンプルな構造で頑丈
- スタンドの高さが調節できる
- 箱形で収納や持ち運びも楽
- 焚き火もできなくもない
という感じ。
2ウェイグリルという名称だけど、実際は3ウェイで使える。
▲ スタンドを一番高くすれば、BBQパーティなどで立って使える。
▲ 低いスタンドにすれば、家族や少人数で座って囲むのにいい。
▲ スタンドを外してしまえば、テーブルの上でも使えるという万能選手だ(放射熱には要注意)。
僕はテーブルで使ったことはないけど、BBQパーティと家族BBQでスタンドの高さを変えられるのは、とても助かってる。
スタンドを中に入れられるので、収納もコンパクトでスッキリ。うちではIKEAのブルーバッグに入れて持ち運んでます。
構造的に頑丈なので、車に積むときに上に荷物載せられるのも便利。
あとね、焚き火もできなくはないです。以前、秋のキャンプでガンガン火を焚いたけど、特に支障はなかったですよ。
ただそういう用途の製品ではないので、オススメはしません。やめましょう!
バッドポイントは、うーんなんだろうなー、売れてるからみんな持ってることくらいかなー。まあ、みんな持ってるスタンダード製品ということは、良い製品だということなんだけれど。
まとめ
間違いないのは、どっちもすごく良くできた製品だということです。BBQ好きからすれば「今さらこんなオーソドックスな製品紹介してるよ」っていうチョイス。
でもだからこそ、失敗はないと思いますよ。
強調したいのは「どっちも安い」ってこと。今現在Amazonで、ユニフレームなら5千円ちょっと、コールマンなら4千円ちょっとで買えます。これで何年も使えるんだから、コスパめちゃくちゃ高いです。
BBQパーティでは両方使う
僕が30人くらい集めて開催してるBBQパーティでは、両方を活用してます。
お肉とかを焼くメインにコールマンのグリルを使って、アヒージョとかデザート系とかじっくり焼くものにはユニフレームファイアグリルを使う、という感じ。
ぶっちゃけ2つ持ってると、用途に合わせて選べるので非常に楽ちんですよ。
BBQデビューする人はコールマンでいいんじゃない?
キャンプやBBQが初めて、もしくはやったことあるけど道具を揃えるのは初めて、という人は、万能選手の「コールマン ツーウェイグリル」でいいと思います。
ぶっちゃけユニフレームの方は、キャンプによく行く上級者が好むタイプです。
僕も「角形七輪→コールマン→ユニフレーム」という順で買い足してきましたから。
さあ、外で焼き焼きしましょ〜♫