ブログの真ん中に戻る

先日書いたように、WEBマガジンの準備が忙しくてしばらくブログを更新できていませんでした。

書きたいことはいくらでもあるんだけど、発信する気力と時間が足りなかったのに加えて、発信する場所はこれから始めるWEBマガジンのほうが適してるんじゃないかと思いはじめたんです。

たとえば最近は、鎌倉で歯科医院を経営している友人から予防歯科や歯の矯正についてじっくり教えてもらって、俄然興味が出てきたんです。以前は歯を磨くなんてホントめんどくせーって思っていた僕が、今や毎日鏡に向かってソニッケアーでしっかり磨いて、デンタルフロスまでやってるほどです。理屈がわかると人は動くんですね。

なんで動物は歯を磨かないのに虫歯にならないんだよバカヤロー

いつもならそんな楽しい体験はすぐさまブログに書くところだけど、いやいや待てよ、こういうのはWEBマガジンで対談かインタビュー形式にして、歯科医本人の言葉を発信した方が理解されやすいし、個人ブログではそのすべてを発揮することはできないだろう、と思ったのです。

なので今は彼と対談やトピックについて話を詰めているところで、僕も楽しみなんですが……。

そうやって今までならブログに書いていたはずの日常のアレコレを吟味していると、WEBマガジンのコンテンツに昇格するか、わざわざこんなものを僕がブログに書く必要はないなと斬り捨てられるかのどちらかになってしまって、この個人ブログに書くことがなくなってしまったというわけです。

しつこく再読しているバガボンドの名シーン・名言を書きたい、と思っても、あっちでシリーズ化した方がいいだろう、だとか。

けれどそうやってブログから離れて暮らしているうちに、やっぱりだんだん何か書きたくなってきて、いやでも何を書いたらいいんだろう?という初歩に立ち返ったときに、すっとこう思ったんです。

毎日自分の考えていることや興味のあることを、淡々とブログに書こう、と。

そんなのアタリマエじゃないかと思われるかもしれないけど、これは僕にとってなかなか大きな発見でした。そしてこれは自分にとっても読んでくれる人にとっても、思っていたよりずっと大切なことだぞと、気がついたんです。

どこでそう思い至ったのか憶えてないけど、たぶんWebメディア「灯台もと暮らし」運営会社Wasei代表の鳥井さん(@hirofumi21)とお話ししたり、彼のインタビュー本を読んでいるときに、ふと降りてきた気がします。

ブログのアクセスが増えてお金を稼げるようになってから、僕はいつの間にか「人の役に立つこと」「多くの人に読まれること」ばかりを書くようになってしまっていたんです。それはそれで個人メディアとしてはいいんだけど、僕にとってのブログは自分のありのままの言葉を放てるもっと自由な場所なんだなと気づいた。

だからひょんなことで「オモシロイをより深く」をテーマにしたWEBマガジンを作ろうと思ったのはもう至極必然的な流れで、自分が気持ちよく発信するもうひとつの「場所」を無意識に作ろうとしたということなんですね。今はまったく手をつけていないnoteを試したりしたのも、「場所」を探していたんでしょう(noteはいずれまとめとかに使えそうだけど)。

なんていう流れで、毎日自分の考えていることや興味のあることを、淡々とブログに書こう、とあらためて思えたので、今は本当にゆったりと気持ちのいい気分でブログを書いています。だいぶ時間がかかったけど、やっと自分のブログの「真ん中」が見えたような気がするんです。

僕も松竹の映画サイトに連載を持っていますが、最近は他のメディアに書いたり、合同ブログを立ち上げるブロガーさんが増えていたり、noteも賑わっているみたいで、特定の分野に特化した発信「場所」がどんどん増えていますよね。

そういう流れがある中で、個人ブログの在り方というのは今までと変わってくるのでしょう。

原点回帰というか、自分が発信したいことと人の役に立つことがない交ぜになっていた状況から、もっとわかりやすく気持ちのいい住み分けができるようになるような気がしてワクワクします。まだまだインターネットは楽しくなりそうだー!

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