おまえの変態を俺は愛する。__性格診断テスト “16Personalities”

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夫婦でこんなにも性格が違うのは……

あるとき、ふとママちゃんに、「俺ってどういうときに楽しそうにしてる?」って訊いてみたら、映画を見てるときと、ラーメン食べてるときと、届いたアップル製品を開封してるときと「なにかの準備をしているとき」だとおっしゃる。

ほほう、たしかに言われてみればぼくは事前準備や計画が好きで、旅行に行くにも、仕事をするにも、しばらく家にこもって好きなことをやるにも、それを事前に想像・妄想・シミュレートして、やることやらないことやスケジュールをこねくりまわしてニコニコしている気がする。北海道にバイク野宿旅に行くと決めたら、道具を揃えたり情報を集めたり、もう決めた瞬間に旅は始まっていて、その時点ですでに最高潮に楽しくなっちゃうように。

逆にママちゃんはほとんど何も決めない人で、行き当たりばったりの風来坊。当日まではパンを焼いたり猫を撫でたり旅のことなんか忘れて他のことやって楽しんでて、へたすりゃ泊まるところすら決めずに旅立つインディ・ジョーンズのような探検家気質なので、野宿旅と言いながらGoogleでキャンプ場を調べてから出立するぼくのようなチキン野郎から見たら変態にしか見えないのである。

お互い心の裡で相手のことを変態だと笑いながら、人の性格、タイプ、それぞれの「ありのまま」って本当にぜんぜん違うよねェ……なんて話をしていたところ、ネットで「16Personaities」っていう無料性格診断テストを見つけたんで試してみたんだけど、これがもう本当に、Webページの冒頭にある「ちょっぴりゾッとするくらい正確」という言葉どおり、なかなかクリアにぼくらという人間の裏側を見透かしちゃってくれるのである。

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はいそこ、自分にウソつかない

ざっくり説明すると、計100個ある設問に答えると、16種類の性格に分類してくれるっていう、ネットでよく見かける診断テストなんだけど、まあこのサイトデザインのクオリティとか、設問の内容とか、100個という分量とか、診断の基礎となっている理論とか見れば、そのへんに転がっている何を根拠にしているかわらかないアクセス稼ぎのいかがわしい診断テストとはどうやら違うようだぞ、という直感がある。つまるところ、”ちゃんとしている” ということである。

実際にやってみて思ったんだけど、こういう診断テストで一番大事なのは、まず、自分にウソをつかない、ってことだね。

逆に言えば、ぼくらはふだん知らず知らずのうちにどれだけ自分にウソをついてることかと。とくに、この質問の答えの蓄積がデータとなって自分の性格ないし才能、ひいては将来の展望をはかるものだ、なんて気負いが生まれちゃうと、つい “無意識” のうちに、自分の願望や体面に引っぱられたウソを答えちゃうことが多いんだよね、人間ってバカでかわいいね。

現にぼくも、一回目にやったときは、小説や物語などの創作をしたい、という願望がどこかにあって、無意識に、クリエイティブで芸術家タイプに引っぱられた答えを出しちゃってたもんで、途中で気づいてやり直したわけです。自分が「なりたい」「憧れてる」タイプの答えを並べてどうすんのよ。

ということで、やるときは、あんまり考えすぎずに、自分の願望やカッコつけに引っぱられずに、じっくり考えてちゃんと答えていきましょう。きちんとやればやるほど、ゾッとするほど正確な結果を得られるかもしれないですよ。

16のパーソナリティ(性格)というのは、分析家、外交官、番人、探検家という4つのカテゴリーの中に、さらにそれぞれ4つのタイプがあって、合計16個のタイプということ。大きく分類して、人は、世界の仕組みや道理を見たり解き明かしたい学者肌の「分析家」タイプ、他人や外界との関わりの中で喜びを生むリーダー的な「外交官」タイプ、社会やルールを管理するのが好きな「番人」タイプ、自分の才能を信じて活動する芸術家っぽい「探検家」タイプになるって話ですね。

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ちなみにぼくの診断結果は、「外交官」というカテゴリーの中の「主唱者」というタイプでした。主唱者?しゅしょうしゃってなによ?って辞書引いちゃったけど、解説を読むと、カリスマ性があって、聴く人を魅了する、人々を励ますリーダーなんだそうでやんす。マジ?

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ちなみにぼくは若い頃から圧倒的に「探検家」の中の「芸術家」タイプに憧れていたので、そういう傾向だと思っていたんだけど、実際は、他人との関わりの中に喜びやしあわせを見いだす、具体的には、人のしあわせを応援したりサポートしたり励ましたり、というのが向いてるそうです。

そう言われても、自分では膝を打つほどの納得感はなかったんだけど、ふだんあまり他人に関心のないママちゃんがめずらしく「絶対そうだよ!」と何度も断言するし、そう言われればコンサルとか人生相談とかやってたし、ブログでもそういう内容が多いもんなあと、じわじわ納得しています。

あと、昨年亡くなった父のことを思い出すと、父はまさに「主唱者」タイプだったなあと思うので、そしてぼくは父の性格をゾッとするほど継承している自覚があるので、ぼくもそうなんだろうなあという実感があります。

おもしろいのが、父は美容師としてそれなりに成功した人だったんだけども、美容師って職業は、芸術家とか職人のタイプ、この診断テストで言えば「探検家」カテゴリーっぽいじゃないですか。でも、親しくしてくださっていたお客さんたちのお話を聞くと、皆さん、「先生のところにカットに行くと、元気をもらって帰ってこれた」っておっしゃるんですね。つまり、父は美容師という職業に就いてお客さまのヘアスタイリングをしていたんだけども、実際は、髪を切りながらあれこれ人生相談に乗ったり、疲れている人を元気づけたり、生きるパワーを分かち合ったり、そうやって「主唱者」としての役割をまっとうしていたから、多くの人々に愛されて、公私ともに成功できた、とも考えられるわけです。

父は「芸術家」職に就きながら「主唱者」の役割をまっとうした。ということは、自分の「性格」と「職業」は、そんなに関係ないのかもしれないね。というか、必ずしもタイプが一致している職業に就かなくても、マッチングする「組み合わせ」であれば、いくらでも結果を出したり成功したり、しあわせになれるってことじゃないですかね。

たとえばぼくは、文章を書いたり創作をしたりしているのに、芸術家タイプじゃないから向いていないのかしら?違う道を選んだ方がいいのかしら?なんて思っちゃうけど、そうではなくて、文章や創作を通じて、本来の性格、というか役割である「主唱者」らしいことをやればいいだけだし、よく考えてみたら、何かを個人的に書き表したい人って、まんま主唱者ですわな。読者を元気にする文章を書いたり、人々の人生を豊かにする物語を生み出せばいい。

戦略的な「建築家」タイプが「エンターテイナー」やったっていいし、貪欲な知識欲を持つ「論理学者」タイプが「冒険家」を生きてもおもしろいだろうし、星の数ほどの「組み合わせ」があるからこそ、人も才能も多種多様で世界は果てしなくおもしろい。「ありのまま」でいい、誰かになろうとしなくていい、とはつまりそういうことでっせ。

ちなみにスティーブ・ジョブズはどれなんだろう? やっぱり奔放な「芸術家」タイプ? そのまんま「起業家」タイプ? イノベーターだから「提唱者」? なんてあれこれ想像してみたけれど、彼は「指揮官」だって。なるほどねえ、彼が持っていた複合的な性格と才覚の中で、際立っていたのは指揮能力なんですね。アートやスピリチュアルといった性格を兼ね備えたジョブズが、デジタルという相反する分野でガンガン才能ある者(ウォズとかアイブとか)を指揮したから、Appleというデジタル&スピリチュアルな企業が生まれたのかもしれません。

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私たちの行動は、環境や経験、個人的な目標からも影響を受けるため、どんなモデルを採用する場合でも、性格は数ある判断材料のうちのひとつに過ぎないということを心に留めておくことが大切です。(中略)これはあくまで目安や傾向に過ぎなく、明確なガイドラインや回答ではないことを留意してください。(中略)こうした情報は、個人的な成長や他人に対する理解を促すものであって、絶対的な真理ではありません。___私たちの理論(16Personalities)

と、あるように、性格は数ある判断材料のうちのひとつ ではあるのだけれど、それでも、はじめてじっくり時間をとって真剣に診断してみて感じたのは、自分の性格や行動様式を把握すると、これから進むべき道しるべがハッキリするというか、やりたいことやるべきことがわかりやすくなって、視界がクリアになった感じがします。

ぼくはこれからもっとこういう道に進みたいなあ、という望みがあったとき、その道で何をしたら一番効果的で、何を選んだら自分はしあわせになれて、他人をもしあわせにできるのだろう、というような判断をしやすくなる

ちなみに、ママちゃんの診断は「探検家」カテゴリーの「冒険家」タイプ。まさにザ・芸術家!心の口癖は「私を型にはめないで!」で、超個人主義の内向型で、親しい友人や家族から何をするかわからないと恐れられ、唐突に人前から姿を消しては現れる、まさしくアドベンチャー映画の主人公のような自由すぎる破天荒な人なんですよまったく笑。

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まあそんな変態ママちゃんから見たら、自分をないがしろにしてしまうほどに他人を異常に気にして、他人を異常に大切にして、みんなのしあわせを導きたいと願う「主唱者」のぼくなんて、まったく理解できない変態なんでしょうけども、お互いに相手の性格の本質を知ることで、お互いの「ありのまま」を許せるようになると、相手の変態っぷりすら愛おしく感じるのだから不思議なものである。

「愛」ってのは「献身」とか「理解」とかより、「許容」ってことなのかもしれないぜ。あなたは隣のパートナーの変態、許せてますか?

☞ 16 Personalities

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