昨日は家内の誕生日で、家族で買い物に出かけたり、美味しいものを食べたり、ケーキにろうそくを立ててお祝いをしたりした。
四十路が視野にちらついてきた家内は「もうお祝いするような歳じゃないよ」と苦笑する。
たしかに幼い子どもたちのように、一年の成長をみんなで喜ぶのとは違うけれど、それでもやっぱり誕生日というのは喜ばしい日であるし、みんなで祝うべき日なのだと思う。
「世界中に定められたどんな記念日なんかより、あなたが生きている今日はどんなに素晴らしいだろう。」
___『TRAIN-TRAIN』The Blue Hearts
あなたの生まれてきた日を祝うというのは、あなたが生まれてきてくれたことにありがとうを言うことだ。
バースデイケーキに歳の数だけろうそくを立てるのは、あなたが重ねてきた幸せを数えるためだ。
若くして亡くなってしまった人を引き合いに出すつもりはないけれど、年老いて、徹夜ができなくなって、皺が増えて、身体が言うことを聞かなくなって、お肌が水を弾かなくなっても、僕らは今日も生きていることを、盛大に祝うべきだろう。
むしろそうやって身体が衰えていきながら、心が余計な無駄を削ぎ落としていって、艶やかで滑らかな内面を備えた人へと成長できることこそ、何よりも喜ばしいことなんじゃないだろうか。
家内をはじめとして、大切な家族にも、近しい友人にも、同じ志を抱いた仲間たちにも、僕は誕生日に「おめでとう」というメッセージを送りながら、心の中では「ありがとう」と言っている。
生まれてきてくれて、僕の人生に足を踏み入れてくれて、ありがとう。ずっとそばにいてくれて、ありがとう。これからも、よろしく。
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