今年の夏は、朝霧高原近辺でキャンプをしようと計画しているんだけど、まだあっちのほうは行ったことがなかったので、GWを利用してキャンプ場の下見兼ツーリングへ行ってきた。
よく考えたら、昨年の夏に免許を取ってバイクを買ってから、まともにツーリングに出るのははじめて!
ということで、春の茅ヶ崎〜朝霧高原ツーリングとキャンプ場レポをお送りします。
茅ヶ崎〜朝霧高原キャンプ場下見兼ツーリングレポ
往路はこんなだいたい感じ
R134→西湘バイパス→国府津IC出→県72→R255→R246→R469→県72→R139→県414
あいにくの曇り空の朝、愛車「Kawasaki 250TR」で出立!
朝は6時半に出立。GWということもあって海沿いのR134はちょっと混んでたけど、西湘バイパスからはすーいすい。
やっぱ250TRで80km以上だすと振動がスゴいね。
R246山北近辺のコンビニでひと休み。思ったより寒くて早くもテンション下がり気味。なんか想像してたほど楽しくないぞツーリング(笑)。
朝飯がまだだったので、コンビニでカップヌードルを調達。店の裏にバイクを駐めて、地べたに座りこんで熱いカップヌードルを食べていたら、がぜん楽しくなってきた!
この歳になって地べたに座ってゴハン食べるなんて、ツーリングじゃなきゃできないもの(やる人はやるだろうけど……)。
コンビニでカップ麺食べただけでソロツーリングキャンプに夢を馳せて興奮してきた!
ロングツーリングははじめてなので、燃費を確認するためにも、御殿場で早めの給油。メモするのが面倒なので、走行距離と給油量を写真に撮っておく。
R469の林道。
茅ヶ崎はそうでもなかったんだけど、やっぱり富士山に近づいてくるとすっげー寒い!ネックウォーマーなかったらヤバかったよきっと。
雄大な富士山がどんどん近づいてくる!
牛や山羊なんかと触れあえて、新鮮な牛乳やソフトクリームが楽しめる「まかいの牧場」は、小学校の遠足以来。夏キャンプで子どもたちを連れてきたら喜ぶだろうなあ。
R139から県道414に入ると、綺麗な河原に橋が架かってる。幼少期を山梨県の田舎ですごした僕には原風景のような懐かしい景色。
あれ?なんかこの橋見おぼえあるぞ!ってここ、映画『悪人』で妻夫木君がアレしちゃったとこじゃない!?絶対そうだ!あの夜中のシーンの!
と興奮して写真撮ってきたんだけど、帰ってからネットで調べたらロケ地とかには載ってなくて、そもそも九州が舞台のお話だから、僕の勘違いかもしれない。
そんな「たぬきばし」から数分走れば、こちらが「田貫湖」。海を見慣れているせいか、波ひとつないその静かな佇まいにしばし息を呑む。
湖の静けさは、かすかだけど人間の原始的な恐怖を刺激する気がする。日本的な怖さというか、人々の死が近くに見えるというか……。
湖の畔は鬱蒼と茂る森。秋は紅葉が綺麗だろうなあ。
美しい場所だけれど、キャンプって感じがしないなあと思っていたら、僕がいたのは北側のバンガローサイトで、テントサイトはそこから約1km走った南側でした。で、こちらがその駐車場。
駐輪場からも湖とテントサイトが見えます。
駐車場から見たキャンプ場。事前に友人から聞いていたとおり、公営ということもあってとにかく施設が綺麗!トイレも清潔だし、ホントにゴミひとつ落ちてないよ。
全面天然芝のテントサイトは、湖の際にあって、安全柵も何もない。
子どもがふざけたり、大人も酔っぱらったりしたら危険なほど、もうすぐ目の前が湖。こういうリスクこそキャンプには必要だったりするわけです。
板張りの展望デッキからも雄大な富士山が見えます。っていうか、広いところだったらだいたいどこからでもこの景色が見れる。夕暮れや日の出は素晴らしいんだろうなあ。
GWの中日だからか、利用者はまばら。広々と気持ちがいいけど、やっぱりまだ寒いよ。
これだけ広いと悠々と大自然を満喫できそうだけど、夏休みのハイシーズンなどはテントだらけになってしまうので、ちょっと微妙らしいんですよねここ。やっぱりキャンプは春秋が醍醐味かもしれない。
炊事場も清潔に保たれてる。
ここはオートキャンプ場ではないので、駐車場からサイトまで荷物を運ばないといけないシステム。リヤカーを借りれるけど、みんな手前の湖畔サイトに集中するので、奥はご覧の通り広々と使える様子。
駐車場からもやっぱり富士山。
こちらがキャンプ受付兼レストラン。リヤカーを貸し出してくれたり、レンタルサイクルや貸しボート、薪なんかも売ってます。
湖畔はサイクリングロードになっているので、自転車が楽しそう。
「田貫湖キャンプ場」の次は、「ふもとっぱら」というこちらも広大なキャンプ場を視察。
ここは富士山のまさにふもとで、とにかく広いんだけど、何も遊ぶものがない感じ。オフロードセグウェイは楽しそうだったけど。
R139に戻ると、道沿いの牧草地に牛くんたちがたくさん!
お尻が痛かった復路
復路は富士吉田まわりで。R139→R138→県151→R246→R259→R134
こちらでも給油メモ。
道の駅「富士吉田」で遅めの昼休憩。
ここでいつも食べるのが「吉田のうどん」。
固茹で太麺をワシワシと喰らいます。
初のツーリングで気づいたのが、バイクだと昼寝する場所がないってこと!車ならシートを倒して寝ちゃうんだけど、バイクだと寝れないんだね!
パワーナップを習慣化している僕は、ランチの後は眠くってしょうがない。しばらく走ってみたものの、このままじゃ居眠り運転しちゃうじゃないかってくらい眠くなってきた〜!
ということで、広い待避所に滑りこんでしばし休憩。
全国をバイクで走りまわっていた芥川賞作家・花村萬月さんが「眠くなったらヘルメットをかぶったままどこでも寝てしまうことができるようになると、バイク旅はずいぶん楽になる」と言っていたのを思いだして、草むらに身をあずけてみる。
目の前の道には車がビュンビュン走っているし、振動や騒音も気になるけど、なるほどヘルメットをかぶっていると妙な安心感がある。
十分くらいだろうか、いつの間にかまどろんでいたんだけど、目を覚ましたら頭がスッキリしました。
大井松田インター近くでまた給油。だいぶ燃費が伸びてるねえ。
午後4時前には茅ヶ崎到着。海へ出たらもう景色は夏じゃないの。
バイク&キャンプシーズン到来だよ!
はじめての中距離ツーリングは、思ったより疲れたけど、やっぱり楽しかった!
もうちょい気候が暖かければ、もっとテンションも上がったのだろうけど、バイクならではの楽しみ方とか何度もの給油とか、今まで車では味わえなかった経験がたくさんで充実した一日でした。
そしてやっぱりみんなが口を揃えるように、遠出をすると大型免許がほしくなる。
まあ大型とまでは言わなくても、次は400ccくらいのバイクがほしいですね。
今回のツーリングの目的は、予約不要の「田貫湖キャンプ場」と予約が必要な「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」の下見がメインだったんだけど、朝霧ジャンボリーのほうは入口がわからなくてけっきょく見ることができなかった。今ネットで確認したら、「朝霧ヴィーナスガーデンゴルフコース」の入口を入ればよかったみたいですね。
まだどのキャンプ場にするかは決めていませんが、今年は朝霧高原にお世話になりそうです。
僕が愛したオートバイと、彼を救ったオートバイ。 | CLOCK LIFE*
250TRにツーリングネットを買ったので、これからは何でもガンガン積んじゃうよ。 | CLOCK LIFE*