僕が本を読むのは、頭が良くなりたいからじゃない。

 

Reading a book at the beach
Reading a book at the beach / Simon Cocks
実用書やビジネス書で学んだ話を人にすると「たくさん本を読んでいてすごいね」と言われることがある。同時に「そんな本を真に受けて馬鹿だなあ」というようなことを言われることもある。

そういうとき前者には「すごくなんかないよ、馬鹿だから勉強してるんだよ」といちおう言うし、後者には「そうそう、馬鹿だからすこしでも学ばないとさ」といちおう言うようにしている。

 

そこにひとつ付け加えたいのは、僕は頭が良くなって、理論武装して、偉くなって、成功したいためだけに本を読んでいるわけじゃないってこと。そりゃあ仕事(ブログ)のために専門書を読んでノウハウを学ぶことはあるけど、基本的には違う。

ただ楽しいから、おもしろくてワクワクして、ページをめくる手がとまらないから、読むのだ。

自己啓発でも心理学でもハウツーでも実用書でも小説でもなんでも、時間が許すならば朝まで読みつづけたいと思うくらいに、おもしろい本だから読んでいるのであって、無理やり勉強しようと眉根をしかめているわけじゃない。

バイトして酒飲んで遊んでばかりいた大学生の頃、夜中に花村萬月さんの『笑う山崎』という小説を読みはじめて、気がついたら空が白んでいた日のことをおぼえている。

あの頃のように時間と体力が許すならば、どんどん読んで消化(昇華)したい本が山ほどある。もちろん、そうでない本もある。話題だから買ってみたけど、思ったより内容が薄くて残念、ということも少なくない。けどまあ、この程度の内容でも需要はあるのか、やり方によっては出版できるのか、という意味では勉強になるけれど。

まあそれはともかく、ビジネス書や自己啓発書、実用書というのは、読む習慣のない人には、下手したら一年に一冊も読まない人だってたくさんいると思うけど、試しにでも読んでみるといいと思う。たぶんちょっとびっくりするくらいオモシロイから。

本を読んだたった今この瞬間から、人生がすこし変わっていく体験。自己啓発書でテンションが上がってしまっただけなんてケースもあるけど、そうじゃなくて、具体的に自分と自分の人生が明らかに幸せに近づくと確信できる体験というのが、たしかにある。

 

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