あの日、倒れそうだった僕に希望をくれた一冊の本。 [ 日刊CL*80 ] 2014/03/21

 

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立花岳志さんの渾身の新刊が発売されたというので、書店に立ちよってみたら、懐かしい本と再会した。

C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと

僕がはじめてこの本のページをめくったのは三年前。あの日、茅ヶ崎の小さな書店のはじっこで、僕の人生が変わった。

 

その頃、家内が倒れて、何をしたらいいのかわらかずにいた僕は、まるで道しるべを探すかのように街をうろついていて、ふと気まぐれに書店に入ったのだ。

僕は家に帰って一息にこの本を読みおえると、さっそくiPhoneアプリ開発を始めた。

必要な情報をネットで検索し、専門書籍を探し、X-Codeをダウンロードして、自分の考えを書き出した。

それが僕のスタートだった。

けっきょく僕のiPhoneアプリ開発は頓挫してしまったけれど、このスタートによって、それまで何をしたらいいのかわからないでいた僕の世界は唐突に広がり、いろんなことに手を出すうちにブログを真剣に書くようになり、ブロガーを中心としたたくさんの仲間ができて、生活自体が一変したのだった。

朝起きる時間も、起きてからやることも、付き合う人も、友人と話す内容も、お金を使うものも、週末の過ごし方も、目的意識も、人生に傾けるエネルギーも、すべてが、あの日この本に出会って変わったのだ。

今日、ひさしぶりに書店でこの本に再会して、まずはじめに感じたのは「あ、れいちゃんがこんなところにいる」だった。

アルファブロガーとして活躍するまたよしれいさんのブログ記事は、ネット上でたくさん見つけることができるけれど、こうして茅ヶ崎の小さな書店にその姿を見つけると、ブログとは違う書籍の大きな力と可能性を実感せざるを得ない。

この本に秘められているのは「やればできる!」というまっすぐなエネルギーだと僕は思っている。

僕みたいなもんでも、もしかしたらiPhoneアプリを作れるかもしれない。

その「できるかもしれない」をこの本からもらって、僕はとりあえず、前がどちらか見えないなりに歩き出して、次第に「やればできる!」という確信を得ながら歩きつづけて、気がついたら自分の後ろに道ができていたのだ。

僕はこの本と出会っていなかったら、あのとき家内の隣に倒れていたかもしれない。そんな気さえするのだ。

以前、お話しする機会があったこの本の編集さんは「何よりもまたよしさんの情熱がすさまじんですよ」と語ってくれた。

情熱が形になるというのは、とてつもないことだ。

書籍に限らず、そういうものには、人を変える力がある。

立花さんの新刊にも、同じくらいの情熱が入っているようなので、とても楽しみにしている。

そして僕もいつか、誰かに「できるかもしれない」という、ささやかな希望を届けられるような、そんな情熱を形にしたいと切に思う。

2014年3月21日午後1時53分。まだすこし肌寒い書斎にて。春はもうそこだ。

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