真鶴から太平洋沿いを抜けて、西伊豆のキャンプ場へ。【バイク旅行記04夏#2】

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2014年の夏に出かけた、オートバイ野宿独り旅のレポートをお届けします。

初日の朝は、茅ヶ崎から真鶴半島をぶらりとまわったので、ふたたび海岸沿いのR135に出て、西伊豆のキャンプ場を目指します(写真はクリックで拡大)。

【バイク旅行記04夏#1】ある夏の朝、茅ヶ崎から真鶴半島へ。

2014夏・オートバイ独り旅1日目#2(真鶴半島〜西伊豆)

熱海をぬけて、伊豆高原、そして下田へ。

午前中に真鶴半島を出ると、ふたたびR135に戻って海沿いを南下します。

湯河原のビーチを横目に抜けて、有料道路・熱海ビーチライン(普通車¥300・バイク¥200)を走っていくと、前方に熱海の街と山が見えてきます。ここは西湘バイパスと同じく、もろに海岸沿いに接している道路なので、オートバイで風を切って走っていると最高に気持ちがいいのですが、停車するわけにもいかないので残念ながら写真はありません。

熱海の山々が近づいてくると、岬の山頂に日本のお城が見えてきます。へえ、熱海にお城なんてあったんだ、などとのんきなことを思っていたのですが、このお城は歴史的に実在したものではなく、戦後に建てられた鉄筋コンクリート製のお城なんだそうです(ウィキペディア)。

かつてはハネムーンや社員旅行のメッカだった熱海も、今やホテルや旅館をはじめとした巨大な商業施設は古く寂れてしまって、人工ビーチや偽物の城郭などを見せられると、街に漂う哀愁がますます強くなるようです。

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▲ 正午すぎに「伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーと」に着陸。

熱海市街の渋滞を抜けると、R135はふたたび何もない海岸線がつづくのですが、このへんははっきり言って走っていてもとくにおもしろくないです。視界の左側にはずっと青い海が広がってはいるんだけど、さすがに海の景色にも飽きてきて、しかもそれなりに交通量もあるので、ただ淡々と前進あるのみです。

お馴染みのサンハトヤや巨大な道の駅・伊東マリンタウンを横目に伊東を通過すると、R135は海の見えない内陸に入り、伊豆高原方面へ向かいます。その手前で、リゾート地としても有名な川奈方面へ出て、ダイビングで人気の富戸の海沿いを走ると、いつもと違う伊豆の顔が見れたりもするのですが、この日は急いでいるのでひたすらR135を進みます。

値段は張るけどそれなりに美味しい回転寿司店などをスルーして、「伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーと」というところに着陸。昼食にちょうどいい場所と時間だったのですが、気が急いていたのか、何も食べずに出発しました。

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▲ 道中のガソリンスタンドで、予備燃料用のガソリン携行缶にも給油完了。これでタンクの小さな250TRの心配も軽減される。

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▲ 眼下には、ジブリ映画に出てきそうな街が。

その後しばらく伊豆高原近辺は交通量もあるのですが、次第に車の数も減ってきます。この辺からは僕もあまり通ったことがないので、景色を眺めながらのんびり走行しているだけでなんとなく楽しい。

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▲ 景観に息を呑んだら、その辺に停車できるのもオートバイのいいところ。走行車には気をつけてね。

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▲ 山を登っていると突然出てくる「尾ヶ崎ウィング」というパーキング。

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▲ ここからの景色も絶景。下田の白浜が見えます。さすがに南伊豆まで来ると、海や砂の色がだいぶ変わってきますね。

パーキングでiPhoneを起動してみたら、会社の上司からメールが届いていました。じつはこの時、仕事やプライベートに疲弊しきってしまって休職中だったのですが、上司と今後の身の振り方を相談していて、気の休まらない時期だったのです。なのでせっかく現実から逃れるために独り旅に出てきているのに、仕事や家のことばかりが気になって、まだちっとも旅を楽しめていなかった。

けれど上司からメールが届いて、もうしばらくゆっくりしてから考えよう、という話になったので、ようやくこの辺から、重かった心とからだが軽くなってきたのを憶えています。

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▲ 伊豆下田のパーキングにて。

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▲ 白浜のビーチは、ハワイだと言われてもわからないくらい綺麗ですね。

R135を外れて、石廊崎へ。

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▲「伊豆半島ジオパーク」と呼ばれる公園とパーキング。

早めにキャンプ場に入ってゆっくりしよう、と思っていたのですが、お昼も食べずにひた走っていたので、時間に余裕がある。ということで、ツーリング・マップル(オートバイ専用の地図)がオススメする石廊崎方面へ向かってみます。

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▲ 拡大するとおおよその位置がわかりますが、伊豆半島の最先端と言っていいでしょう。

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崖の上から海を眺めながらワインディング・ロードを走っていると、カーブの先に唐突に出現するのがこの「伊豆半島ジオパーク」。いきなりぶわっと景色が広がるので、思わずやや急ブレーキ気味に停まります。

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▲ ジオパークからの景観。とてつもない解放感と海の青さに息を呑んだのですが、写真ではやはり伝わらないものがあります。だから僕らは旅に出るんですね。

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▲ こちらもジブリに出てきそうな丘陵。ここを登っていけば、何かが見える、と思ったのですが、疲れていて登りませんでした。

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石廊崎からR136に戻ると、ここからはしばらく海の見えない山道が続きます。この頃には大荷物を積んでる状態での走行にも慣れてきたので、右に左にそれなりに車体を傾けて、くねくねとした山のワインディングを楽しむ余裕も出てきました。

目指すは西伊豆の海が見えるキャンプ場。しっかりと場所を確認していなかったので、ふたたび海岸線が見えてきたら、速度を落としてゆっくり探そう、などと考えていたのですが、キャンプ場は思いのほか唐突にあらわれたのでした。

次回はやっとキャンプ場に到着。初めての単独キャンプです。

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