いやーもう、ヤバすぎる!クソヤバい!
曲がりなりにもブロガーやライターとして文章でメシ食ってる身なのに、こんな陳腐な表現しかできないのがもどかしいけど、ヤバい!としか言えないのよマッドマックス!
今まで!
こんな!
映画!
見たことない!
間違いなく、史上初!
他に比べようのないとつてもないアクション映画であり、他の追随をまったく許さない唯一無二のバイオレンス・カーチェイス・ムービーです!
なんて言葉で説明するのがもどかしいのよ!
もう途中でさ、あまりの迫力といつまでもエンドレスに続くカーチェイスに、気づいたら僕笑ってたもん!
ほら人間て、あまりにも怖かったり絶望したり、他の感情が極限まで達すると思わず笑っちゃうじゃないですか?
半狂乱ていうのかな?あきれちゃうというか、もうおかしくなっちゃうの。ホント途中からそんな感じですよ。観終わってからもヘラヘラしてましたもんね(笑)
過去のマッドマックスシリーズを見たことがない方へ
大丈夫。なんの心配もありません!
とにかく黙って見てください。
間違いなくこの現代における究極のアクション映画ですから、何も考えずにそのふたつの眼をガッツリ開いて、怒涛の2時間に身をゆだねてください。
ジョージ・ミラー監督が「世界のどこでも字幕なしで理解できる映画を作るというヒッチコックの考え方が根底にある」と言うように、セリフやストーリーは二の次で、ゼロから楽しめる傑作ですから。
ここ最近で一番やられたバードマンがこざかしく感じられたもの!
いや、バードマンもスゴイですよ!映画ってこんなに進化しているのだと深い感動をもらって、ふたたび映画の魅力に引き込まれましたよ。
でもそれとは違う、ある意味においては子どもだましに分類されるアクション映画というジャンルにおいても、映画という表現ではここまで来ているのか!と、喜びとともに驚愕するしかないのです!
過去のマッドマックスシリーズをこよなく愛してきたファンの方へ
僕らのヒーロー・マックスが、メル・ギブソンじゃない!という違和感は確かにあります。
トム・ハーディ演じるマックスはガタイもデカいし、甘いイケメンではなくどっちかというとゴツメンで、メルのマックスとはやっぱりイメージが違います。
でも、そんな違和感は数分で吹き飛びます!
そんなこと気にしている暇はないんです!
冒頭から荒野に佇む男を見て「これマックスか?」といぶかっているあいだに、「あれ?まだインターセプター壊れてないの?ww」とか喜んでる間もなく、クライマックスまで続く怒涛の嵐のような展開にぶちこまれますから!
ほぼ実写!CGほとんどないとかクレイジーすぎる!
本作には、演出や音楽、CGを含めた現代の映画技術がふんだんに使われてはいるけども、その根底にある映画づくりの思想や、描きたい世界観は、30年以上前に作られた第1作からまったく変わっていない。
その証拠に、本作のまるまる2時間息もつかせぬクレイジーなアクションシーンのほとんどが、CGじゃなく実写で撮られているっていうんだから驚きです!
僕はCGを否定しないし、むしろ必要とあらばバンバン使ってほしいと思っているけど、やっぱりCGでは作り出すことのできない「リアル」が、いまだにあるんだということを、痛いほど感じさせられました。
オーディオ好きの人ならわかると思うけど、素晴らしい音響設備で聴くアナログレコードの臨場感は、CDのそれとは比べ物にならないというか、まったく別物であるのと同じです。
CGなんてなかった第1作・第2作のアクションシーンで感じた「これ絶対大怪我してるよ!下手したら死んでんじゃね?」っていう驚きが、まさかこの最新作でも感じられるとは思ってもいませんでした。
かなり多くの場面を、スタントマンでなしに、トム・ハーディなど役者本人が、実際に宙吊りになって撮影したというのだから、ジョージ・ミラーのマッドぶりに慄くばかりです。
とにかく黙って、IMAX3Dで見てください!
「3Dはちょっとなー」とか言ってるあなた、もう本当に時代はキテるんですよ!
携帯電話がスマホに取って代わられたように、映画も確実に新しい時代に突入してるんです!
ウダウダ言ってる暇があったら、黙って見てください!
公開は6月20日(土)。僕もまた観ます!必ず、IMAX 3Dで!
今なら過去のマッドマックス3部作がhuluで見放題!
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6月の映画ファンの集いは、Google東京オフィスで開催!
今回もまた、毎月参加しているイベント『映画ファンの集い』のはからいで、先行試写を見させていただきました。いつもありがとうございます!
今月からは会場をなんと!Google東京オフィスに移しての開催になるようです!
もちろん僕も行きますので、よかったら六本木ヒルズでお会いしましょう!