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悩みを抱えているあなたに必要なのは、じつは無駄な時間なんです。

何もしない時間です。

ソファに横になって、あるいはお風呂の湯船に浸かって、何も考えずにいることです。

そんなことできない?

悩みや不安が頭に浮かんでくる?

他にやることがあって忙しい?

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そんなあなたにぴったりの本を見つけました。

『夜は、待っている』は、糸井重里さんがほぼ日刊イトイ新聞に書いた1年分の原稿、および全ツイートのなかから、心に残ることばを厳選した本です。

織りに特徴のある紙を用いた表紙カバーに、職人が手作業で角を丸く仕上げたページなど、本そのものを手にとるだけで、なんだかやさしい気持ちになってしまうような魅力に溢れた本です。

表紙を掌で撫でて、ページを捲るだけで、もう心がやすらいでいる気すらします。

そこには糸井重里さんの、けっして特別じゃない、けれど心に届く、やさしい言葉が溢れています。

とはいっても、すべてのことばが心をふるわすわけではありません。

3つのことばに1つ、あるいは10のことばに1つくらいしか、あなたの心には届かないかもしれません。

それでも、ただゆっくりと、淡々と読んでみてください。

そのときには腑に落ちない、意味がわからないことばも、あなたの心の底に、小さな澱となって残ります。そしてその澱の蓄積が、あなたの人生を、より明るいものにしてくれるのです。

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もしあなたがこの本を手にしたときに、このやさしい手触りと、このやさしいことばたちに何も感じなかったとしたら、あるいはこんなことやってる場合じゃないんだよ、と憤ったとしたら、それは、あなたにとってこの本が必要であるという証拠です。

いつも忙しなくやっていることをやめて、テレビもパソコンも消して、ソファに横になって、この本を読んでみてください。今日も、明日も、明後日も。

一見無駄に見えるかもしれないけれど、ゆっくりじっくり、ことばを噛みしめながら。

そうすれば、悩みや問題を解決する答えが、本当はどこにあるのか、あなたにもわかるはずです。

それでもわからなかったら、お手伝いできるかもしれません。僕に連絡をくださいな。

世の中は説明ばかりがあふれています。
落ちるりんごよりも、
りんごが落ちることの説明のほうがずっと多いくらい。

(本文より)

メールでも相談を受けつけています。

▶連絡先:長山 竜