初めてセミナーに登壇して恥と汗をたくさんかいたけど、オレが伝えたいことは伝わったんだろうと思う。

12377539 885336348247379 6702546291898613815 o

年末に立花岳志さん主催の「夢リスト構築セミナー」というのに登壇して、派手にやらかしてきたんです。

50分の持ち時間で話すことは行きの電車の中であらかた考えてiPhoneに入ってたんだけど、ガッチガチのコチンコチンに緊張して、手は震えるわ声は震えるわで頭真っ白でじぇんじぇん喋れない!

「こんな人ステージ上げちゃダメでしょ!」と誰もが思う放送事故レベルの講演をやらかしちゃったの(笑)!

自分でもこんな人見たことねえなって思ったよ。ふつうここまで人前が苦手な人がいきなりあんな大人数の前に登壇しようと思わないもんね。ふつうは謹んで辞退させていただくよね。これ二十代だったらショックで飛び降りてたな(笑)。

でも、自分がイメージしていた「自由で力が抜けててカッコイイ講演」とは真逆だったけど、オレ史上かなりの大失態だったはずなんだけど、終わってみたら結果オーライみたいな気もするの。

オレみたいなもんでも幸せになれるんや〜で〜

10633325 885336588247355 6007623003439029040 o

あらためて、オレはこの講演を通じて皆さんに何を伝えたかったんだろう?って考えたら、それって

「心を開いて夢見てたら、こんなオレみたいなもんでも幸せになれるんや〜で〜」

ってことだったんだよね。

他の講師陣の皆さん__プロブロガーで何冊も著作を出している作家の立花岳志さんを筆頭に、立花さんの奥様でセラピストのさん、軽やかなコーチングでみんなの夢を導いていくよーんちゃん、システム屋から音楽家へ変貌し、ブログやステージでも才覚を発揮しまくるjMatsuzakiに比べると、ぶっちゃけ最初からオレだけ浮いてる。

みんなほど社会的な結果も出していないし、自分でも何やって食ってんのかわからないくらいだし、ブログ書いて人の相談に乗って海で遊んでバイクで旅してる茅ヶ崎のおっさん。

でもそんなオレでも、キライなことをムリしてがんばらないで、好きなことだけがんばるようになったら、立花さんに声をかけていただいて、こんな素敵なセミナーに登壇することになっちゃったわけです。

だから、オレみたいなおっさんが皆さんに伝えられることって、それくらいだよね。

あ〜あんなみっともない講演でもいいんだ〜

けっきょくよくわからないけどあのおじさん楽しそうだな〜

がんばらなくても幸せになれるのかしら〜

とりあえず笑ってたらいいのかも〜

って思って(笑って)もらえたら、あらあらそれで大成功じゃないのよ。

自分では穴があったら永遠に閉じこめられたいくらい恥ずかしかったけど、オレの存在意義としてはむしろいちばんいい形だったんじゃないの?

実際、講演後にいい歳して幼子のように恥ずかしさに頬を赤らめていると、「とってもよかったです!」とか「勇気をもらいました!」とか「涙出てきちゃった」なんて言ってくれる人もいて、まあ中には「あれはみんな勇気出るわあww」と遠慮なくイジってくれるお友だちもおりましたが。

武蔵にならなくても、又八でも幸せになれる

12377548 885336451580702 482482039262601540 o

宮本武蔵がパッカーンしていくのを描いた『バガボンド』っていう漫画で、武蔵の幼なじみの又八っていうのがいるんです。

武蔵はストイックに剣の道を究めてどんどん名を上げていくのに対して、又八は女と酒に溺れたあげくに自分をウソで塗り固めてどんどん堕落していっちゃう。

そんな自分を恥じる又八に、母親が死の間際に言います。

一本の道を進むは美しい

じゃが普通はそうもいかぬもの

迷い、間違い、回り道もする

それでええ
振り返ってごらん 

あっちにぶつかり、こっちにぶつかり
迷いに迷ったそなたの道は

きっと誰よりも広がっとる 

___井上雄彦『バガボンド』より

IMG 0325

ボクらはいつも誰かと比較して自分を責めちゃうよね。

スタート地点は同じだったのにどんどん先に行ってしまう人や、すんげー努力家でどんどん成功していく人を見ると、自分はダメだなあと思っちゃう

でも又八のお母さんが言うように、又八が武蔵になれないように、武蔵だって又八にはなれない

武蔵がどんどん進む険しい一本道は、カッコいいけどきつそうだよね。

でも又八が迷いながら歩いた広い道なら、みんなが進めるんじゃないかって勇気をもらえる。

オレはこれからも又八でいいんだって、そういうことなんだと思う。心屋仁之助さんが最近言う「前者と後者」もこういうことだよね。

たぶんオレはこれからも、迷い、間違い、回り道をしながら、好きなことだけやって生きていくんだと思います。

がんばってどんどん進むのが楽しい人はもちろん武蔵の背中を追いかければいいし、なんかそういうの苦しいのって人は、オレのことを見ていてください。

「こんなんでもいいんだ〜」って気づいたら、オレの場合はすぐに追いつけるので、ささっと近寄って、肩でも組んで一緒に歩きましょう。きっと楽しいはずです。楽ちんになるはずです。

それが「好きなことだけして生きていく」ことだし、「世界はハチミツみたいに甘い」ってことかもしれないよねー。

恥と汗は、かけばかくほどいいみたいですよ。___中島らも

▶ そうだ、竜さんに話してみよう