精神医学のエライ教授が言うには
「医学的に見て睡眠は休息じゃない」
んだって。
睡眠は心身のメンテナンス
睡眠中は休養してるんじゃなくて、力を蓄えたり、細胞を新しくして身体をリフレッシュしているんだって。
免疫力や治癒力、血や肉、人間の身体は睡眠中に新しく作られるんですね。
寝不足だと肌が荒れるっていうのは、新しい肌が作られる時間がなかったんだからアタリマエ〜だよと。
メンタルもそうで、脳は睡眠中にデフラグ(記憶したものの整理)をするので、よく眠れないと頭の中がいっぱいいっぱいになって、心も病んでいくんですね。
家内が通ってる精神科の先生も、毎回「気分はどうですか?眠れてますか?」って必ず聞くもんね。
やっぱり睡眠って、心にも身体にも、ひいては「人生そのもの」にとって本当に重要なんだよ。
睡眠を最優先にする勇気
オレなんてフリーランス中のフリーランスだから、働く時間が収入に直結する部分もあって、つい睡眠より作業時間を優先してしまいがちなんだけど、最近は勇気を出して、睡眠を最優先にしようと心がけてるよ。
睡眠不足の頭でテンション上げてがんばっても、ろくなもんが生まれないんだよね。
そんな疲弊した頭で無理して楽しくもないのに大量生産するくらいなら、たっぷり休んで気持ちもハッピーな状態ですらすら書いたもののほうが人の心に届くし、自分も楽しいじゃない。
ジムに行くようになってからは睡眠の質も上がってるんだけどね。
僕の先生はとにかく「休め」と言う
僕が「心の先生」と呼んでいるコピーライターのすんごい女性がいるんだけど、彼女があらゆる悩みに対して最終的にいつも言うのが
「やーすーめー」
なのね。
もうだいたいの悩みってのは、心と身体が疲れているからだと。
いやこれ本当に、説明すると朝になるから今日はしないけど、本当にそうなのよ。
悩んでる人やうつ病の人って眠れないでしょ。もうそこから負の連鎖が始まってるのよ。
「自分はしっかり眠ってるけど悩みがなくならない」という人がいるかもしれないけど、きっとそれはちゃんと眠れてないんじゃないかな?
経験と直感で言うと、現代人のほとんどは「本物の熟睡」というものを長いこと忘れてる気がする。
僕もたまに自分でも生まれ変わったかのような「本物の熟睡」をすると、「うわ〜いつもはよく眠れてないんだな〜」って思うよ。このリアルな熟睡度は睡眠ログアプリなんかじゃ測れないところじゃないかな。
でも睡眠ていうのは時間より質が大事だっていうしね。
そんで睡眠の質っていうのは、食事や運動、メンタルのストレスなど、その人の「人生の質」に比例するものだから、複合的に考えて、いちばんいい方法を模索しているよ。