4764 / diastème (Sarah Giboni)
毎日を活き活きと生きる健康の礎となる睡眠をしっかり取れていないと、人生はうまくまわってくれません。
僕は毎日、7時間の睡眠時間を確保しているけど、長く眠ればいいというもんでもないんです。
毎日グッスリ眠って、朝スッキリ目覚めるために大切なのは、寝る前の30分の過ごし方だと言われています。
どんなに忙しくても、寝る前の30分を「睡眠準備時間」にする。
朝からずっと忙しかったり、残業が長引いたりすると、すぐにでもベッドに倒れこんでしまいたいものです。
けれどあまりにハードな一日だと、心と体は日中の高いテンションを保ったままなので、ギンギンしてなかなか眠れないもの。すぐに眠りに落ちても、しっかり疲れがとれない。
リラックスした一日でも、へろへろに疲れきった一日でも、しっかり眠るためには、30分の睡眠準備時間を用意しましょう。
1.「身体」をほぐすために、ストレッチをする。
僕は毎晩、布団の上でストレッチヨガをやっています。
『DVD見ながら覚えるはじめてのヨガ入門―ココロとカラダをリフレッシュ』という本の中から、いくつか自分の身体にあった組み合わせを選んで、10分間じっくりストレッチをします。
眠る前のヨガは、横になった姿勢で行うものを選ぶといいようです。
普通のストレッチと違うのは、ヨガはゆっくりした呼吸をしながら行うので、効果が高い上に、心身がリラックスして鎮まってくれるんです。
ストレッチヨガを習慣にすると、一日の終わりに、自分の身体がどれだけバキバキに強ばっているのかを実感しますよ!
2.「心」をほぐすために、瞑想をする。
ストレッチヨガを終えたら、10分間瞑想をします。
瞑想をすると、眠っている間に行われる「脳のデータ整理」が起きている間に行われます。
その日にあった刺激的な出来事や明日への不安、心配事などを記憶の奥に押しやることで、グッスリ眠れるようになるんです。
『Meditate』というiPhoneアプリを使うと、鐘や鈴の音で時間を教えてくれるので、荘厳な気持ちで瞑想に集中することができます。
瞑想をサボってしまうと、仕事の不安な案件や、今日あった嫌な出来事などが頭に残ったままになって、悪夢を見たり、眠りが浅くなったりします!
3.今日の「最高の出来事」を思い出す。
ストレッチと瞑想が終わったら、布団に寝そべって、今日一日であった「最高の出来事」を思い出しながら、ゆったりとした気分で眠りに入ります。
コツは、無理やり眠ろうとしないことです。
今日一日の最高の出来事を思い出そうとすると、自然に、今日あった嬉しかったこと、素晴らしかったことが次々と思い出されてくる。
感謝できる多くのことを思い出すと、いつの間にか幸せな気分になって、さっきまでトゲトゲしていた心が鎮まり、気持ちよく眠りにつくことができます。
どんなにハードで、辛いことがあった日でも、最高の出来事、感謝できることはいくらでもあります。
感謝しましょう。今日たくさん学べなかったとしても、少しは学べました。仮に、少しも学べなかったとしても、少なくとも病気にはなりませんでした。もし、病気になったとしても、死にはしませんでした。ですから、皆で感謝しましょう。
___仏陀
「ありがとうの石」という習慣を身につけると、毎晩幸せな気分で眠りにつくことができます。人間は動物ですから、不安を抱えたままではしっかり眠れないんです!
ガチガチになった心と体をほぐしてあげないと、疲れがとれない。
「ストレッチ」で身体をほぐし、「瞑想」で心をほぐし、「ありがとうの石」で幸せな気分になることで、ようやく全身の力が抜けて、リラックスして眠ることができます。
僕はかつて、眠っているときに首を寝違えてしまうことがよくありました。
これは、日中緊張して強ばった肩や首が、そのままの状態で、眠ってしまうから起こるのだそうです。
ベッドに横になったときに、自分の全身を意識してみてください。
きっと想像以上に、いろんな部分に力が入ったままだということに気がつくでしょう。特に肩や首がガチガチのことが多いです。
そんなときは、深呼吸をしながら、ゆっくり意識して力を抜いていきましょう。
自分の身体がバターのように溶けていって、ベッドに染み込んでいくようなイメージで。
良質な深い眠りに墜ちて、明日の朝も起きぬけから全力疾走したいものです!
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