最近つくづく、人生ってのはメリハリやな〜って思うんですよ。
朝目覚めたら、ガバッて布団から起きて、歯磨いて、白湯沸かして、洗い物して、すぐに書斎で仕事をガーっと始めるんだけど、なんだか気分が乗らない日もあるし、ちっともはかどらなかったりして、モヤモヤ午前中が終わっちゃうこともあるのよ。緊張感の欠けるフリーランスならではですな。
でもいつの頃からか、テンションガガガガー!って上げて、やる気元気さわやかマックス!っていう感じに自分を盛り上げる「術」を手に入れてからは、そういうことがなくなった。
これ、本読んだりボクのやり方を教えたりしてもダメですきっと。自分の気持ちを盛り上げるのに人類共通のやり方なんてありゃしまへん。自分を喜ばせる方法は自分しか知らん。
ちょっとだけ教えると、数年間にわたって「いつも自分の気分を盛り上げよう」とがんばってきたボクが書きためた言葉や思いつきを、簡潔にまとめた、たぶんボクにしか伝わらないメモがあって、毎朝書斎で白湯を飲みながらそれを読むだけです。
あるときは読む前から「テンションさわやかマックスーーーーー!」ってなってるし、あるときは読んでもちっとも気分が上がらないこともある。
でもそういうときも、へたしたら三十分とか時間をかけて何度も読み返して、脳裡で反芻して、考えていると、あるときふと、ピキーーーン!って音がして「あーそうだったー!すでに人生最高やー!」ってなります。そうならないかぎりは作業を始めないことにしてるんです。
コツは、理屈をあれこれ考えないこと。ただひたすら思い出す。思い出すまで思い出す。笑えるまで思い出す。ふつふつと喜びが沸騰してくるまで思い出す!
人生いろいろあってもなんだかんだ楽しく愉快に暮らしてる人って、やっぱりメリハリがきいてる気がするよ。緩急。強弱。メリーちゃんとハリーくん。
鬱陶しいくらい熱くズバズバズバーーーー!って生きて、もう起きないんじゃないかと思うくらい死んだようにガーガー寝て、それをずっと繰り返したら、誰が何をしたとか何を言ったとか、そういう「カンケーない外の世界」のことなんか気にならなくなる。
人間を一番縛りつけてる「他人からどう思われているか?」から解放されて、シンプルに生きられると思うのねん。
さあ、今日はテンション上げて何して遊んで遊ぼうか!
▲ 午前はマシーンのように働き、午後は海でくらげのようにゆるむ。