ここ数日、ラーメンとか麺ばっかり食ってる。
毎日脂っこい中華やラーメンばっかりなのは身体に良くないけど、ストレスフルな日々にガマンはもっとよくない。慣れない仕事や都内に出ることが多い時期なので、ここは居直って好きなもんを好きなだけ食らってやる。健全に太ってりゃそのうち健全に痩せるだろってなもんで。
家の近くにできた「らあめん花月」は俺の人生のデフォルト。一八歳の頃から通ってる。学芸大学の駒沢通りのところとか、埼玉に住んでた頃もあった。背脂チャッチャなのにまろやか。ほうれん草トッピングで。
都内で泊まるときはだいたい新橋のビジネスホテルで、翌朝は「おにやんま」か「ほりうち」で朝メシをすする。おにやんまはこのふわっふわの肉うどんと鶏天のセットが鉄板。二日酔いでもするするいける。
つけ麺ってあんまり食べないんだけど、平塚のららぽーとへ行ったら必ずこれ。黒胡椒で味変すると大盛もぺろりといっちゃう。
なんだかんだ一番好きなのは家人がこしらえる「かき玉塩ラーメン」かもしれない。サッポロ一番塩ラーメンに冷凍のほうれん草をぶち込んでかき玉で仕上げる。家人はこれを一瞬でつくる熟練の職人である。
テレビでもお馴染みの平塚レペゼン「大黒庵」は、蕎麦屋なのに客の九割がラーメンを頼むという特異な名店。この日は初めてチャーシャーと卵追加でチュウラン(中盛り)ドンパリ(超硬め)。 ごわごわわしわし麺をガツガツ噛みくだす。
家人が頼んだ塩ラーメンはシジミの出汁をストレートに味わえる。醤油のまろみもうまいよ。
海老名SAではいつも「ザボン」の豚骨ラーメンだが、おっさんになってきたせいか、味が濃く感じられる昨今。ラーメンで老いを知る。
表参道からの帰り、新橋で途中下車して「博多天神」へ。珈琲を思わせる濃厚な白濁豚骨にたっぷりのネギとキクラゲトッピング。キクラゲが大量なので無料の替え玉をしないですむというトリビアを得た。
ラーメン好きの長女と日高屋デートで辛ネギ豚骨ラーメン。餃子もぺろり。
家人の鶏ネギ稲庭うどんはやっぱり最強。鶏もも肉をそぎ切りにすること、長ネギにグリルでしっかり焦げ目をつけることだけ守れば、市販の白出汁と稲庭うどんで絶品になる。
大好きな辻堂の街中華「萬来」の細切り肉そばはあんかけの甘みがたまらん。ジャンボ餃子はいつ食べても「参りました」と頭を垂れる。
さすがに毎日麺ばかり食ってりゃ飽きるだろ、と思いつつも毎日のようにすすって体重も増加中。
あとはタイミングが合わずに最近食べれていない茅ヶ崎の「横濱屋」のチャーハン食べたら、春の連続中華も終わるかな。