ブログって、ラジオだなあ、って最近思ってるの。
あ、もちろん、オレのブログの話よ。他の人は知らん。
ブログって、Weblogって、ひと言で言うけど、それは個人が発信するフォーマットの総称なわけで、中身はぜんぜん違うもんね。
オレもブロガーの友だちたくさんいるけど、ブログっていう言葉から感じるニュアンスより、それで食ってる人たちのブログの中身って、個人で運営している情報サイトとか、個人でやってるセミナーやビジネスの窓口とか、そういう感じだもんね。
オレもそういう風にやってた頃あるけど、最近は、なんか、オレのブログは、お笑い芸人のラジオみたいなもんだなあって思ったんだよね。
考えてみたら、ああいう、ラジオやってたりトーク番組やってたりする人たちって、毎日毎日ずーっと、なんか喋ってんだよね、アタリマエだけど笑。
そういう、作品として残すとか、バズる記事とかでなしに、延々と思ったこと感じたことを喋っていくっていうのが、フィットするなあって。
だって、ラジオやってる人って、いちいち何喋ったとか振り返らないでしょ。
そのときどきの流れで、いろいろ喋って、次へ行く。
そういう流れが、オレに合ってるんだな。
ときにそれが世界ともフィットすれば、それが仕事になる人もいるわけで。オレはそんなところは考えていないけどね。
でもさ、おもしろいもんで、ああ、オレのブログはラジオみたいなもんだから、読んでくれる人だけ読んでくれりゃいいし、間違ったこと言っちゃったっていいし、自由でなんでも書いたらええがなってなったら、他もなんか自由になったっていうかね。
なんか、ツイッターでも思いついたことをなんでも呟くようになって、今度はそこからいろんな思考が派生して、コレはブログに書いてみよう、コレはもっと深く書籍に向いてるな、コレは虚構として書いたほうがいいだろうとか、表現の幅もバーンと広がったんだよね。
エロいこととか、不健全なことはブログには書けないじゃん。Google様にお給金いだだいてるし。
ホントは不健全の中にこそ、健やかなるものが見つかるのにね。
でも、そういうのを書く場所は、べつにあるわけで、いろいろと流れて、さらさらさら。
そういう意味では、所さんの楽曲にも似てるかもしれないね。
所さんて、日本人で知らない人はいないほどの有名人だけど、何十枚もアルバム出して、毎日のようにYouTubeに楽曲発表してるのは知らないでしょ。
で、それはまったく売れてないと笑。
だって、長年のファンのオレですら、曲は聴かないからね笑。
お金とかじゃないんだよね。
本人、「だって出てくるんだもん」って言ってた。
曲を思いついちゃうから、出しちゃう。そんだけ。
でも、そうやって、自分の中から出てくるものを堰き止めないで、ぜんぶ垂れ流しにするから、他の、世田谷ベースとか、車いじりとか、アパレルとか、いろんなオモシロいものを生みだして、そういうキャラクターの集まりとしての所さんが、テレビのMCとして活躍してるんだと思う。
つまりさ、どんなに売れなくても、曲を書いて出しちゃう所さんだから、他で活躍するんだと思うよ。
自分で選んで、コントロールしてないんだよねきっと。
だからね、オレも、ツイッターとかブログでアレコレどうでもいい戯れ言を垂れ流してるけど、それはべつにお金とか人気とか、なんか意味のある何かを生みだしたりはしないんだよ。
でも、そうやって、オレのなかに出てきちゃうものを堰き止めないで、うんこブリブリしてるとね、自分の他のところからも、いろんなものがどんどん出てきちゃう感覚がスゴくあるね。
おしっこするとき、おならも出ちゃうことあるじゃん。そういうことなんじゃないの。人は、一つの穴だけゆるめられないんだよ。
才能や魅力ってのは、垂れ流すもんなのかもね。
一行のセンテンスが頭をよぎって、そこから短編を書いて、それがやがて長編小説になった、とかも聞くもんね。
だからもしかしたら、そのうちマンガとか書いてるかもしれないなオレ。どこで何が出てくるか、自分でもわからんちんなんだから。
まあだから、ブログも、あまり深いことは考えずに、流れで、へらへらやっていこうと思ってるよ。
そんで、飽きたらまたやめるよ。また、書きたくなったら書くし。
融通無碍。行雲流水。雲のごとくね、流れて。さらさらさらさら〜。
tomosu
2019/11/19 — 19:08
初めて突然コメント入れます
40代湘南好きな女子です
キャンプ情報探してネットサーフィン中に偶然ヒットした竜さんのブログ、
きっかけはキャンプ情報でしたが、気がつけばキャンプ情報にとどまらず…
まるで深夜のラジオを聴き流しているときのような感覚…と思ってもういく年…
で、思わずコメント入れてしまいました
子育て中の我が身、深夜に1人ブログを読む楽しみをいただき感謝です
茅ヶ崎の竜さん
2019/12/02 — 10:47
それはこちらこそありがとう
深夜のラジオ、まさにそんな風に読んでもらえれば嬉しいです。