快晴の日曜日。朝から、玄関のクローゼットを整理した。
三年前に引っ越してきてから、キャンプ道具だ海遊びだオートバイ用品だなんだとぶっこんでたら、ガラクタの山になって、足の踏み場もなくなってたので。
先日、ホームセンターで棚板を買ってきたので、靴の収納棚を増やして、他のガラクタも整理しました。
コレ、ごっつ楽しいんだよね!
〈死蔵〉って言葉があるじゃないですか。広辞苑によれば、__活用しないでしまいこんでおくこと、なんだけど。
そういう、ガラクタの山の下や奥に眠って、死んでいたモノたちを掘り出して、すぐに手を伸ばせる場所に置く、というのが、とっても楽しい。
文字どおり、息を吹き返すわけです。
使っていなかったサーフボード、ボディボード、昔のウェットスーツ、キャンピングチェア、テニスラケット、ラジコン、洗車道具、オートバイ用品や工具、大量の靴……どんどん、生き返る。
五人家族なんで、靴がたくさんあるんです。
中には、もうしばらく履いてないな、これからも履くかわかんないな、って靴もあるんだけど、スペースが許す限り、捨てたくない靴は捨てない。
基本的には、こんまりちゃんの「ときめくモノだけ置いておく」ってメソッドを信じてるんだけど、同時に、うちの奥さんの「理屈じゃなくて取っておきたい」という姿勢も大事にしてて。
まあそれは、つまるところ同じことかもしれないよね。履くか履かないか、そんなことはどうでもよくて、好きなもんは持っていたい、と。なんでも捨てりゃいいってもんじゃない。
せっかく広いクローゼット、というか物置なので、床部分を整理して動線を確保できたのは嬉しい。靴も遊び道具も自由に選べる喜び。
風水じゃないけど、家の中の風通しがよくなると、気持ちの風通しもよくなるんですな。
そんで、次に企んでいるのが、ピアノを生き返らすの。
僕の寝室にKORGのイカした電子ピアノがあって、小学生の次女がYouTube見ながら毎日弾いてるので、死んでるわけじゃないんだけど、僕的には死んでるの。
だから、ママちゃんの許可も降りそうなので、近いうちに、リビングに移動して、ふたたび息を吹き込む。
だって、リビングにピアノあったら最高じゃないですか。
僕のピアノって、酒を吞みながら、リラックスする夜の時間に、ポロロロンと鳴らすものだから、いちばんリラックスするリビングのソファの横に置きたいんだよね。
それを機に、またちゃんとピアノ練習したいし。セブに憧れて、ラ・ラ・ランドの楽譜とかも買ってはあるんだもんね。あと、ジェイミー・カラムも弾きたい。グラン・トリノ、最高でしょ。
リビングにあれば、子どもたちの演奏も聴けるしね。
そのためにはいろいろ他の配置を調整をしなけりゃいけないんだけど、まあぼちぼちやってきましょ。
まだまだ死んでるモノ、ありそうだな。同時進行で整理してる書斎の書棚も、明らかに輝いてきてます。さあ、循環していこー。