2週間に一度は岩盤浴で再起動している@RyuNagayamaです。
最近ではスーパー銭湯などでリーズナブルに楽しめるようになった岩盤浴。
一時期のブームは終わったようですが、やっぱり岩盤浴ってスゴいんですよ!
心と身体を手軽にリフレッシュして、毎日を活動的にすごしてみませんか。
ということで、今すぐ岩盤浴へ行くべき9つの理由。
0.岩盤浴とは?
Steam Vents at Tamagawa Onsen’s Ganbanyoku 1 / Cam Switzer
岩盤浴(がんばんよく)とは、温めた天然石や岩石を加工したベッドの上で横になって汗をかくサウナ形式の風呂の一種で、「お湯の要らないお風呂」などとも呼ばれている。
引用元: 岩盤浴 – Wikipedia.
40℃前後の快適な浴室で、加熱した天然石から発生する遠赤外線によって身体の内側からゆっくり温まるので、負担が少なく、サラサラした良質な汗を、サウナよりも大量に放出することができると言われています。
90℃前後のサウナだと、半分修行か拷問か、というような感じになるものですが、岩盤浴ならばリラックスしながらたくさんの汗をかくことができます。
1.いつまでもぽかぽかに身体が温まる
猫、ゴーヤの下で日向ぼっこ。 / HIRAOKA,Yasunobu
岩盤浴は、遠赤外線によって身体の芯からゆっくり温めてくれるので、出てからもずっとぽかぽかが継続します。
炭火で焼いた焼き鳥や焼き魚が美味しいのは、炭火から発生する遠赤外線によって芯から火が入るからなのですが、岩盤浴も同様に、短時間で身体の中から温めてくれるのです。
寒い冬でも、岩盤浴から出てからしばらくは額から汗が落ちるほどです。
とくに冷え性の方などは、身体の末端までしっかりと温まっていることがわかるでしょう。
2.死んだように熟睡できる
街拍 / On the Street / Blowing Puffer Fish
大人になると、蓄積したストレスや疲労で毎晩熟睡することが難しくなりますが、岩盤浴へ行くとぐっすり眠ることができます。
以前は休日の午前中に岩盤浴へ行き、お昼ご飯を食べてから昼寝をしていたのですが、そのまま夜までぐっすり眠ってしまったことが何度もあります。
子どもの頃によく経験したように、目を閉じた瞬間に眠りに落ち、今寝たと思ったのにあっという間に数時間経過していた、というような感覚を味わうことができます。
3.身体全体を一気にリセットできる
cheer girl and east los angeles huskie / jimw
岩盤浴の効能としてよく言われるのが「新陳代謝の活発化」と「デトックス(解毒)効果」です。
人間の身体は約3ヶ月で全身の細胞が新しく生まれ変わっていると言います。
この新陳代謝がうまくできていないと、老廃物がたまったり、汗が出にくくなったり、肌が荒れたり、太りやすくなったり、冷えやすくなったりと、身体中が不調をきたすようになってしまうのですが、岩盤浴で身体の隅々まで温まると、代謝が一気に高まります。
また、岩盤浴でサラサラの汗をかくと、身体に蓄積された「毒素」を排出することができると言われています。
疲労物質の乳酸などの「老廃物」である「体内毒素」や、食べ物から摂取してしまう「有害金属」などの「体外毒素」を汗や尿から同時に排出してくれるのです。
僕はいつも500mlのペットボトル3本の水を飲みながら入浴するのですが、1.5リットルの水を飲んでもなお、入浴後には体重が500g〜1kgは減っているので、少なくとも2リットル以上の汗を排出していることになります。
仕事の激務や暴飲暴食で疲れきった身体が、岩盤浴でスッキリとリセットされるのを実感することができます。
4.ダイエット効果がある
岩盤浴にはダイエット効果があることも広く知られています。
身体を芯から温めて基礎代謝を上げたり、有害金属を排出すると、脂肪が燃焼されやすくなるということらしいです。
ただし岩盤浴後に体重が減っているのは一時的に体内から水分が減少しているからであって、痩せたわけではありません。
入浴前・中・後には、しっかりと水分補給をしてください。
5.メシとビールが美味い
岩盤浴の楽しみの1つが、入浴後の食事です。温熱効果で代謝が高まって内臓が元気になっているので、ごはんが美味しいったらありゃしない!
もちろんビールだって至福の味がします。
アルコールの吸収率が高まるので、少量のお酒で、気持ちのいい酔いがおとずれます。
6.心のデトックス
Beach Umbrella / ralph and jenny
岩盤浴室は、たいてい薄暗い照明や神秘的なBGMなどでリラックスできるようになっています。
暗い室内で目を閉じて身体から力を抜いて寝転んで、ほどよい「熱」に包まれて身体の芯から温められていると、ふんわりと、現実から解放されていきます。
「どんなに忙しくても僕らがランニングをするべき7つの理由」にも書きましたが、仕事や家庭の重責などの現実から離れる時間を持つと、日々の大小の悩みを客観的にとらえることができ、解決方法がするすると浮かんできます。
家や職場などのいつもの「現実」ではなく、薄暗い岩盤浴室という「非日常」が、瞑想のような安らぎを与えてくれるのです。
心からも毒素を排出したいですよね。
7.とれない疲れが、とれる疲れに変わる
よく「岩盤浴へ行くと疲れがとれる」と言いますが、正確にはすこし違います。
三十代くらいになるとわかりますが、疲れているからといってぐっすり眠れるわけではありません。
むしろ現代の大人は、身体ではなく脳だけが過度に疲労してしまい、生活のストレスによって自律神経が狂ってしまった結果、「疲れているのに眠れない」という悪循環に陥ることになります。
岩盤浴で大量の汗をかいて、体温を上げつつ適度な「疲労」を溜めると、リラックスしてよく眠れるようになります。
人間は身体が温まれば心もぽかぽかするようにできているようで、今まで睡眠によってとれなかった疲れが、とれる疲れに変わって、その晩の熟睡でおどろくほど快復しますよ。
8.メチャクチャ気持ちいい
ああだこうだとごたくを並べましたが、岩盤浴はとにかく気持ちいいんです!
射精はもとより、排便や発汗など、身体から何かを放出するという行為には、快感がともないます。
身体の芯からじっくり温められることで水に近いサラサラの汗が出るのは、ことさら気持ちがいいものです。
足の指先まで冷え切った寒い冬などに、あたたかい岩盤浴室に入ると、もうそれだけで歓喜して思わず声を上げそうになってしまうほどです。
9.「岩盤浴へ行く時間がないという人は、岩盤浴へ行かないから時間がないのだ」
と言ったのはゲーテだったでしょうか。
本を読んで知識やノウハウを学ばないから時間が取れないのと同様に、岩盤浴でしっかりリフレッシュして日常の雑務をこなすことができないから、時間が取れないとも言えますよね。
岩盤浴で代謝を上げて、しっかりぐっすり熟睡して心と体の疲れをとることができれば、毎日を情熱的に活動的にすごすことができます。
おわりに
「最近身体が疲れてるなあ」とか「腰や肩が張るなあ」とかの身体の不調が出たときはもとより、嫌なことがあったり、ストレスを感じたときでも、僕はすぐに岩盤浴へ出かけます。
幸い自転車で五分ほどの場所に安くてこぎれいな岩盤浴施設があるので、土曜日の夕方などにちゃちゃっと出向いては、日々の疲れを癒やしてします。
毎日しっかりと運動している人は、疲労した筋肉を快復させることができますし、あまり運動できない人は、新陳代謝を上げて身体を活性化させることができます。
いろいろと書きましたが、岩盤浴は決して魔法のお風呂ではありません。温熱効果によって代謝が上がることで様々な効能が見られますが、過度に思い込まず、日常の運動と併用するのが理想的です。
岩盤浴のなにより素晴らしいところは、身体を活性化させながら、心もリラックスできるところだと思います。
身体が冷えると、心も寒々しくなってしまうものです。
ぽっかぽかの岩盤浴で、心と体に汗をかきませんか?