Sunset Runner

作年の11月からランニングを始めて、5ヶ月で5kgの減量に成功しているRKlock_です☆

このままいけば予定通り8月までにあと5kg減量もうまくいきそうですっ。

若い頃から何度となくランニングにチャレンジしてはすぐに三日坊主で諦めてしまっていた僕が、半年以上もの間ランニングを継続していられるのには(もちろん今後も)、明確な理由があります。

それは僕が鉄のような意志を手に入れたからでもなければ、ランニングルートに可愛い女の子の家があるからでもありません。

健康目的だけのランニングは続かない

僕がランニングを始めた最初の目的は、体力増強とダイエットでした。生活費を稼ぐ仕事以外に自分と家族の夢のためにいろいろやることが増えたとき、自分の体力のなさを実感したのです。また、高校卒業時の理想体重から13kg増に達してしまったのも大きいです。

ところが、ランニングシューズを買ってやる気に溢れて走りはじめたものの、すぐに嫌気がさしてきました。

やる気が起きない、とか面倒臭くなったとかいうんではなく、走っていると「時間がもったいない」と思ってしまうんです。「夢を叶えるために体力をつけたくて走っている」と頭ではわかっているのですが、「走っている間に家でできることがいくらでもあるじゃないか!」と思うと、ランニングの辛さも手伝って、嫌になってしまうのでした。

ダイエットもしたほうがいいとは思うものの、「これが今本当にやるべきことなのだろうか」と思うと、ダイエットそのものがバカらしく思えてくるのです。

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夢を確認する時間にする

ランニングを始めたばかりの頃、僕の精神状態はズタズタでした。身体を壊して入院してしまった家内や三人の子どもたちの面倒を見るために長期休暇をとっていたのですが、家内が治癒する見込みもわからず、収入が途絶えたことで不安に押しつぶされそうになっていたのです。

塞ぎこんでばかりもいられないので、元気が出る本を読んで未来を夢見たりもしましたが、独りで家に閉じこもっていると気分が晴れることはありませんでした。

そこで、朝のランニングのスピードを少し落として、将来の夢や家族の明るい未来など、意識的に前向きなことを考える時間にすることにしました。ハイペースで走ると脳に酸素が回らず物事を考えるのが難しくなるので、散歩のようなつもりで走ることにしたのです。

効果はすぐに出てきました。

 

「運動のみが魂を支え、そして精神を高揚させる」

___キケロ(古代ローマの哲学者)

という言葉があるように、日に日に気持ちが上を向いてきて、むしろ走らないと憂鬱な気分になってしまうので「もっと走りたい!」と思うようになりました。

ToDoではなく、ルーチンにする

気分が上がってきたところで、これを継続させるために、完全に「習慣化」することにしました。

歯を磨いてヨガをやって朝食を食べて着替えるの同様に、ランニングを有無を言わさず行う「ルーチン」にするために決めたことはふたつ。

  • ランニングウェアに着替えてしまう
  • 雨が降っていないかぎり必ず走りはじめる

気分が乗らなくてもランニングウェアに着替えてしまい、雨が降っていない限りは熱があって身体が重くても家を出て走りはじめます。本当に辛かったら引き返せばいいんです。

「体調が優れないときは休もう」と決めてしまうと、ちょっと身体が重いくらいのときでもその決まりを理由に逃げてしまうので、どんなときでもとにかくウェアを着てシューズを履いて外に出ます。そこまで辿り着けば、だいたいもう逃げたりはしません。

 

聞く音楽を替える

 

iPhoneで音楽を聴くときはいつもシャッフルですが、ランニングのときだけは「ラン」というプレイリストをつくってテンションが上がるような曲を集めます。

テンションが上がる曲というのは季節や自分の状態によっても変動するので、時間があるときに内容を入れ替えます。レゲエが多かったり邦楽ばかりだったり昔よく聴いていた曲だったりして、それを選ぶのも愉しいです。走りだすときの一曲目が肝心ですね。オススメの曲目を書き出したら長くなるので次回に譲ります。

ちなみに映画とドラマ「ウォーター・ボーイズ」のサントラは、さすがにプロが選んだ「テンションの上がる曲集」なので、ランニングにはとても合います。

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まとめ

健康維持やダイエットだけを目的に走っている人もたくさんいるでしょうが、いきなりそれだけでランニングを「習慣化」するのは難しいと思います。

僕にとってランニングの最大の効果は「エンジンがかかる」ということです。心拍数と比例して気持ちが昂ぶり、身体中に血液が循環して、心身ともに活動モードに入るわけです。

また、美しい音楽と空と雲と海の風景がうまい具合にマッチすると、とてつもない感動に襲われることがあります。

「ああ、僕はたしかに今、ここに生きているんだ」

という深い実感に全身を包まれて、涙をこぼしそうになることすらあります。青い空に、海に、家族に、友人に、隣人に、世界中のすべてに「ありがとう」を感じる朝があると、僕の人生もまんざらでもないな、と思うわけです。

走るときっと、いいことありますよ。

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