生まれ変わったサッカー日本代表と僕のブログのチャレンジングについて。

DropShadow ~ shinji

16日にベルギーで行われた国際親善試合で、サッカー日本代表は強豪オランダと2ー2で引き分けた。

エースストライカーのファン・ペルシーがいなかったり、テストマッチということもあってオランダが万全ではなかったとしても、ここ数試合の国際試合と比較して、日本代表は格段に素晴らしいパフォーマンスを見せた。

 

大幅なスタメン変更に呼応するかのように攻撃のバリエーションが豊富になり、いつもの左サイドからの細かいパスを繋いでの崩しだけでなく、裏を狙った大きなフィードやシンプルな縦への突破など、多様なスタイルを織り交ぜることで、強豪オランダ相手にも互角に渡り合うことができた。

そんな試合を観ながら僕が思い出したのは、前回のベラルーシ戦後の本田圭佑の言葉だ。

「今は次のレベルに行くために新しいことにトライしている段階」

オランダ戦の前に、ワールドカップに出られない2チームに負けてしまった日本だが、今はスタイルや戦術を試してもっと強くなろうとしている段階だから結果はさほど重要ではない、というような、ちょっと言い訳がましい発言で、僕は本田の負け惜しみだと考えていた。だってW杯は来年だぜ。

オランダ戦では日本のサポーターが、海外組のメンバー固定に対する不満を横断幕に掲げたように、この時期に結果が出ていないことに対してさすがにザッケローニも焦ったのか、大幅にメンバーとスタイルをいじってきた。そしてそれが功を奏して、前回W杯準優勝のオランダにあわや逆転勝ちというところまで迫ったのだ。

生まれ変わったように活き活きと躍動する日本代表の姿を見て、本田の発言はあながち負け惜しみではなかったのかもしれないな、と思うようになった。

というのも、ジャンルやスケールはまったく別物だけど、偶然ながら僕もブログ運営において、次のレベルに上がるためのチャレンジングをしていたからだ。

十月の途中から、これまでの執筆スタイルを徐々にいじるようになった。記事のジャンルを固定して、なるべくきちんとした文章で、できるだけ好きなことを好きなように書いてみることにしたのだ。

多くのプロブロガーが言うように、ブログで成功したいと目論むならば、自分が書きたいことを書きたいように書くのではなく、自分が書きたいことの中で他人の役に立ちそうなことを他人に伝わるように書くことが重要だ。何かを表現して人に伝えるには、それなりの計算や労力やサービスが必要になるわけだ。

僕もそうやって、”書きたいこと” よりも “他人が欲するもの” を優先してブログを書き続けてきたことによって、それなりのアクセスと収益を得ることができるようになったのだが、今一度ここで、”書きたいこと” にフォーカスして、書きたいように書いてみたらどうなるのかを試してみたくなったのだ。

そのチャレンジングの結果は一朝一夕に見えるものではないのだけれど、自分でやってみて気づいたこと、学べたことはたくさんあった。他人を意識して誰かの役に立つことを最優先して書く文章と、好きなように書く文章との違いや、そうする労力の大小、自分のメンタルの違い、アクセスの変動など、詳細なデータを取っているわけではないけど、たくさん得るものがあったのだ。

ベラルーシ戦で本田が何を試していたのかは不明だし、ただ単純にザックが焦ってメンバーとスタイルをいじってきたから結果が出ただけなのかもしれないけど、僕らの知らないところで、大小のチャレンジングを続けているのは間違いないだろう。

セルジオさんとか解説者が偉そうにチームや監督、戦術を批判するところを聞いていると、そんなに言うんなら自分で監督やってみろよ、って思うわけなんだけど、オファーがないってことはやはりそれなりでしかないわけだし、ザッケローニやコーチ陣はもっともっと真剣に命がけでサッカーに取り組んでいるんだよね。風間さんや名波さんみたいに実力のある人は監督になるわけだけど。

ついでにオランダ戦の “たられば” を書いちゃうけど、本田のクロスバー直撃のミドルと、香川が中央突破してからのシュート、香川からの絶妙なパスからの柿谷のシュートはホントに惜しかった!逆に言えば、ロッベンやファン・ペルシーだったら決めていたかもな、と思ってしまうところが、善戦しても勝ちにまでいたらない日本と、W杯準優勝のオランダとの間に横たわる厳然たる力の差なんだろう。

コンフェデ杯での連敗を糧に、さらなるトレーニングを積んで自慢の走力に磨きをかけたという長友のサイド突破は本物のワールドクラスだったし、マンUで出場機会に恵まれないのを糧に、監督に認められるために集中力を高めた香川のプレーも、後半からの出場も手伝ってキレキレだった。ポストプレーもそつなくこなしながら少ないチャンスで決定力を見せた大迫が、もっともっと存在感を出していけば、柿谷との競争でFWのレベルもぐっと上がるだろう。2失点とは言え西川も悪くなかったし、山口蛍は前半と後半で入れ替わった長谷部と遠藤のサポートをしながらも豊富な運動量でいい仕事をした。いつもならパスが合わなくても親指を立てることの多い岡崎が、この日は両手を広げてパサーにアピールすることが多いのが気にはなったけど、それでも最近にはなかった爽快な試合だった。

僕も人目に触れないところでさらなるチャレンジングと精進を続けて、多くの人に何かを届けられたら、と真摯に殊勝なことを思うわけである。

それにしても圭佑は決めるなあ。

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