iPhoneだけでブログ記事の執筆から画像やリンクの貼付、更新までを完結させるモブログを学びに、iPhone Blog Cafeというイベントに参加してきた。
主催のあかめさんの意向で、かたくるしい会議室でのセミナー形式ではなく、カフェでリラックスしながら学べるスタイルは、予想以上に快適で楽しい時間だった。
そこで得た学びと気づきを、出張バーテンダーと出張シェフの素晴らしいお酒と料理を交えて紹介する。
レンタルカフェ「magari」でリラックスしながら学ぶ。
会場は新中野にあるmagariというカフェ。写真のようにオーガニックでやさしい雰囲気のインテリアがとても落ち着く。
せっかくなのでソファ席でくつろぐことにしたんだけど、ここのソファが我が家のと同じ(IKEAのいちばん小さなやつ)だったので、くつろぎ感がハンパない!文字通り自分ん家のようにリラックスしながら勉強ができた。
今回のiBCafeのテーマは、モブログアプリ「するぷろ」と連携するブラウザアプリ「するぷろーら」の便利な使い方。
リラックスしながらも、真剣な眼差しの参加者たち。
あかめ先生が、実際にするぷろーらとするぷろを使ってブログを書いて更新するまでの流れを実演。フリック入力がとてつもなく速い!
iBCafeで得た学びと気づき
環境整備に労力をかければ、ブログを書く時間が劇的に短縮される。
するぷろーらを使えば、商品紹介リンクを作成するカエレバなどのブックマークレットや、リンクタグ作成、引用タグ作成などを、短時間で簡単に行うことができるようになる。
ただしそのためには、自分のブログに合わせた、あるいは自分が必要な機能を整備するためのカスタマイズが必要だ。
僕のようにhtmlに苦手意識を持っていると、こういったカスタムから距離を置いてしまいがちなのだが、はじめにここをしっかりやっておきさえすれば、毎日のブログ執筆が格段に速く簡単になるのだ。
忙しない日常の隙間にブログを書くためには、それなりの環境整備が必要だ。僕も早くその初期整備を終えてしまいたい。
あかめ先生もフリック入力ができなかった。
初心者モブロガーにまず立ちはだかるのが、フリック入力の壁だろう。とくに文字はキーボードで入力するものだという固定観念がこびりついた中年層にとっては、iPhoneの小さな画面で指を滑らせつづけるというのは、なかなか受け入れられないかもしれない。
けれど、真剣に入力しているときにはあまりにも速すぎて指の動きが残像でしか見えないと言われるあかめ先生ですら、かつてはフリック入力ができなかったという。
フリックというのはiPhoneが生まれてから発明された方法なので当たり前なのだが、誰だって最初は初心者だ。
多くのビジネス書を出している実業家の本田直之さんも、早いうちから意識的にフリック入力を練習してマスターしたというから、これもビジネスに必要なひとつの技能として考えるといいのかもしれない。
呼吸をするようにブログを書くことができる。
僕は毎朝、キッチンテーブルでブログを書く。MacBook Airを開いて、よし、書くぞ!と声には出さないけど、心の中で無意識に気合いを入れているはずだ。これから人の役に立つ情報や物語を提供するぞ、という覚悟を持って作業に取りかかるのだ。
けれどそれに比べて、あかめ先生をはじめとするパーフェクト・モブロガー(造語・執筆から更新まですべてをiPhoneで行う人)の方々は、僕ほど意気込んでいない感じがする。
通勤の電車内やイベントの帰り道、リビングのソファやバスタブで、気負うことなく呼吸をするようにブログを書く。
純粋に自分が他人にすすめたい情報や物語を、いつでもどこでも気楽に書けてしまうのが、モブログの魅力だろう。
もちろんMacでブログを書くことを否定するつもりはないけれど、iPhoneを用いることで、ブログに対するスタンスも変わるかもしれないと感じた。
リアルの場に来るだけで、猛烈に勉強できる。
以前からモブログを学びたいと思っていた僕だが、本当にやる気があればネットにある情報だけでも充分に勉強できたはずだ。
あかめ先生はご自身のブログ「あかめ女子のWebメモ」にモブログというカテゴリーを持っているので、そこで大抵の情報は手に入ってしまう。
けれど、一人では、やらないのだ。
こうやって学びの場に身を運ぶと、講演でわかりやすく学べるのはもちろん、自ら強制的にある程度の時間をモブログだけに捧げるので、しっかりと学ぶことができる。
これはあらゆるセミナーや勉強会に言えることだが、やはりネットでの学びとは得るものが断然違うものだ。
出張バーテンダーとシェフによる楽しい時間。
iBCafeが他のイベントと違うのは、プロのバーテンさんとシェフが来て、その場で美味しい料理やお酒を出してくれること。
ご縁を結ぶ出張バーテンダー・まちゃさんが作る色とりどりのカクテル。
出張バーテンダーというから、ただ寡黙にカクテルを作ってくれるだけなのかと思っていたら、まちゃさんはとても楽しくて饒舌なバーテンさん。
僕はサムライブルーのカクテルを選んだ。ふだん甘いお酒をまったく飲まないのだが、さっぱりドライで美味しかった。
メニューはなし。その時の気分やいつも飲んでいるお酒、好みのテイストに合わせたカクテルを作ってくれるほか、まちゃさんが人柄を見ておまかせで作ってくれる。
芋焼酎にジンジャーエール、そこに少しの梅酒が入ったカクテル。なるほどと唸ってしまうくらい美味しかった。
まちゃさんはバーテンダーという職業を活かして、Barコンサルや技術研修、お酒の勉強会からコミュニケーション・ホスピタリティ講師まで、自らが色鮮やかなカクテルのようにマルチに活躍されている方。ブログも書かれているそうなのでぜひチェックしてみてください。
出張シェフ・はっぴぃさんが作るお花畑のようなやさしい料理。
料理を担当するのは女性シェフのはっぴぃさん。女性らしく色鮮やかでかわいらしい料理の数々。
今夜のメニューは「ピクニック気分 de はっぴぃご飯」
庭園をイメージしたという彩り野菜の盛り合わせがとても綺麗。花畑のようなテーブルクロスに合ってますね。
どれも見栄えよくとても美味しかった。
スイーツやフルーツもたくさん。
はっぴぃさんは、出張料理以外にも、料理教室やケータリングなどいろいろやられています。味だけじゃなく、女性らしく彩り豊かな料理がとても素敵でしたよ。
▶ Cafe de happy a hamlet~小さな村の小さなカフェ~
まとめ
はじめて参加したiBCafeは、モブログの専門的な知識を学べるだけでなく、初対面の参加者たちもリラックスして打ちとけられる雰囲気がとても素敵な場だった。
イベントの懇親会って、どうしてもケータリングの軽食に缶ビールやペットボトルのソフトドリンクなど、味気ない感じになりがちだけど、プロのバーテンさんとシェフのおかげで、アットホームながら本格的な味を楽しめる、グレードの高い懇親会となった。
また、懇親会でもあかめさんが随時質問を受けつけるので、楽しみながら学びをつづけることができる。モブログと食を愛するあかめさんならではの、とても楽しいイベントだった。
まずはここで学んだことを復習して、できる限りの環境整備を整えて、いつでもどこでも呼吸をするようにブログを書けるようにしたい。
おすすめのモブログアプリ
おすすめの関連記事
[ 日刊CL*29 ] 三十路ブロガーはモブログの夢を見るか?2014/01/14 | CLOCK LIFE*
好きの力!『あかめ女子のWebメモ』は、ブログ愛にあふれたひとつの理想型だ! | CLOCK LIFE*