人の意見は聞くな!フレッシュネスバーガー創業者・栗原幹雄さんから学んだ5つのこと。 #カンブリア宮殿

 

フレッシュネスバーガー手づくり創業記 (アスペクト文庫 B 9-1)
 

テレビで見たフレッシュネスバーガーの創業者・栗原幹雄さんは、一見するとやたらお洒落でよく笑う都会的なおじさんという感じ。

けれど内実は、揺るぎない経験値と直観によって、誰にも真似できない魅力的な飲食店を次々と生みだす芸術家型のスーパービジネスマンだ。

外食業界伝説の立ちあげ人・栗原幹雄さんから学んだ5つのこと

1.アイデアは実行しなければ意味がない。

若いころ積水ハウスでバリバリとキャリアを身につけていた栗原さんを、飲食業界に誘ったのは義兄だった。

「あったかいご飯を弁当に詰めて提供すれば、売れる!」

という強い言葉と迸るエネルギーに惹かれて積水を退社すると、義兄と「ほっかほっか亭」を創業し、4年で1000店舗を出店する大手フランチャイズチェーンに育てあげた。

お弁当のご飯は冷えているもの、という常識に対して「ご飯があったかかったらいいなあ」と感じる人は少なくないだろう。シンプルで直感的なアイデアが降りてくることは誰にでも珍しいことではないが、そう感じるだけの人と、それをトコトン信じて実行に移す人との間には大きな隔たりがある。

成功のスタートはいたってシンプルだ。やるか、やらないか。

2.ブレストはするな、直観を信じろ、今すぐやれ。

「秀逸なアイデアは、パッと閃いたアイデアにこそ眠っている」

時間をかけてブレスト(意見を出し合うこと)をしたり複数のアイデアを吟味したりしていると、考えすぎて凡庸なものしか産みだせない。

ひらめいたアイデアに信じて行動する価値があると感じたなら、すぐに行動に移そう。アイデアも情熱も、僕らはすぐに忘れてしまうから。

3.よそはよそ、うちはうち。人の真似ばかりするのはやめよう。

その後フレッシュネスバーガーを創業した栗原さんは、マクドナルドやモスバーガーといった先行する大手の商品は、あえて意識しないようにしたという。

よそはよそ、うちはうち。他がどんなことで成功しているのかを学ぶより、お客さんが喜んでくれることを追求した結果、低価格競争に明け暮れる大手を尻目に、高級ハンバーガー路線で成功することができた。

栗原さんは、ビジネスにはハウツーもなければ型もないという。本で勉強する人を否定するつもりはないが、他人のハウツーよりも自分が実際にやってみて軌道修正しながら積む経験に勝るものはないのだと。

4.人の意見を聞かない。

企画は必ず一人で考えるべきだという。多くの人の意見を取り入れれば、それだけアイデアは薄まっていき、最終的にはその他大勢の中に埋もれてしまう。

自分だけの考えに固執することは危険だが、揺るがない素養と経験値があれば、人は新しいものを産みだすことができる。

5.利益を出しつづけよう。

マーケティングより独自路線、とは言うものの、最も重要なのは継続的に利益を生みだすことだ。「美味しいだけの飲食店はすぐに潰れる」と言った人がいたが、いい物を提供しているだけではビジネスは成り立たないのだ。

人の心をグイグイ引き寄せる魅力的なコンテンツ(料理や店の雰囲気や優越感)を提供しながらも、数字にトコトンこだわること。お金はキタナイものじゃない。僕らと社員を幸せにしてくれる素敵なものだから。

情報に溺れないために、自分の軸を作ろう。

栗原さんの考え方は、故スティーブ・ジョブズによく似ている。

栗原さんは常に魅力的な笑顔を絶やさない人なので、独裁的で攻撃的だったジョブズのイメージとはちょっと違うけど、行動の核に「自分だけの絶対的な価値観」があるという点において、二人はとてもよく似ている。

フレッシュネスに限らず、中目黒にオープンした超リーズナブルなピッツェリア「PIZZA FORNO CAFE」(オーナーはジローラモさん)や、BEAMSが展開するアイスクリームショップ「Lemson’s」など、栗原さんが生みだすスタイリッシュな店舗は、まるでApple製品を見ているかのようだ。

正直に言って、ジョブズや栗原さんのノウハウを模倣するのはとても難しい。誰もが彼らのような素養や経験値を保っているわけではないし、誰もが彼らのような斬新なアイデアを生みだせるわけではない。

けれど上に挙げたような自分流の考え方は、なんでもかんでも人のやり方を真似して手っ取り早く成功しよう、という風潮の現代において、情報に溺れないための指針になるんじゃないだろうか。

ジローラモさんのピッツェリアでは、マルゲリータが500円で食べられるんだって。中目黒には昔から有名なピッツァ専門店なんかもあって、いちばんシンプルなマルゲリータだって1000円以下で食べられるところなんてないはず!

個人的にはこの「イタリア人が認める味を低価格で出している中目黒の雰囲気あるお店」に、栗原さんのいろいろが詰まっているような気がするので、今度行ってみたいと思ってます。

ガイトーン東京のカオマンガイもそうだけどさ、世界のチープな大衆食をもっと手軽にリーズナブルに提供してくれるお店が増えたらいいのにね。アメリカンステーキとかチェリーパイとか気取らずにもっと安く食べたい!ってのは、完全に僕の個人的な希望だけど。

テレビ東京ビジネスオンデマンド
TV TOKYO Communications Corporation
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posted with sticky on 2014.9.16

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