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Wall_Food_10376 / Michael Stern

 

世界で一番おいしいものが食べられる街は、東京だと言われています。

都内にかぎらず、大きな街を歩いていれば、そこらじゅうにおいしいものが溢れかえっている。

それなのに、世界中の人々がうらやむ美食の国に生きている僕らは、そんなこと忘れてる。

 ところで、

「どんな食べものでも一瞬でおいしくする魔法」

があるのを、知っていますか?

子どもの頃に亡くなったおばあちゃんが教えてくれたもので、僕も最近まで忘れていたんです。

でも、その魔法を使ってみたら、驚くほど効果がありました!

どんな食べものも、本当においしくなったんです!

誰にでも一瞬でできます。道具も何もいりません。

その魔法とは……

食べものを、じっくりと、見つめながら、食べる

それだけです。

眉に唾をつけたかもしれませんが、本当に効くんです。

卵かけごはんでも、肉じゃがでも、鴨せいろそばでも、タコベルのタコスでも、白いゴハンでもなんでもいいから、じっくりと見つめながら、食べてみてください。

一口食べたら見つめ、もう一口食べたら香りを嗅ぎ、もう一口食べたらじっくりと咀嚼し、とやると、ビックリしますよ!

うわあ、なんておいしいものを食べてるんだ!という実感が溢れてきます。

僕らは食べものを見ていない

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僕らはふだん、驚くほど、食べているものを見ていません。

テレビやスマホを見ながら、ただ目の前にあるものを口に運んでるだけ。

あるいは会話に夢中になって、片手間に。

それは食べているのではなく、養分を摂取しているだけです。

よくラーメン屋さんで雑誌を読みながらガツガツ食べている人がいるけど、そんなんじゃ味がしないだろうに、とよく思います。

先日、家族でごはんを食べているときに、「子どもの目線で食べる」という遊びをやってみたんです。

身体の小さい次女の目線まで下げて食卓を眺めると、すべての食べものがすごく大きく見える!

サラダのトマトがとても大きくて、ビックリするほど紅い!

揚げたてのトンカツの黄金色の衣が、ピカピカに輝いてる!

ナスのお味噌汁から立ちのぼる湯気には、水蒸気の粒が見える!

今までふつうに食べていた夕食が、とんでもないご馳走に見えるんです。

と同時に、僕らはふだんどれだけ食べるものを見ていないんだろうと思いあたって、おばあちゃんの魔法を思い出したんです。

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僕はカップ麺が好きでよく食べるんだけど、カップ麺でさえ、じっくり見つめながら食べると、いつもよりおいしいです。

けれどカップ麺ばかり続くと、すごく不味くなってきます。じっくり見つめながら食べると、身体に悪いものも直感的にわかるのかもしれません。

カップ麺に限らず「どんなものでも食べすぎたら身体に良くないんだよ」というおばあちゃんの言葉が、また当てはまりました。

今日の夕飯には、魔法をかけてみませんか?

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