2015年の夏にバイクで出かけた「北海道野宿一人旅」の記録です。
2日目はいよいよフェリーで苫小牧港に入港。北海道上陸です!
前回はこちら↓
大洗港から苫小牧港へ快適な船旅
7月27日 18:30「大洗港を出港」
17時くらいには「大洗→苫小牧」便に乗船。たくさんのバイカーがいたけど、それでもこの時期にしては少ないらしい。
▲ 甲板では乗組員がバイクを固定してくれます。
▲ 船内も思っていたよりずっと豪華なつくり。きれいなおねえさんが案内されてました。
▲ 船内ロビー
▲ 夕焼けに染まる空を眺めながら、大洗港を出る船。離れゆく陸地を見ていると、旅に出るんだなという気持ちが強くなってくる。しばらくバイバイ本州!
▲ カジュアルルームの簡易ベッドは、カーテンで仕切れるのでほぼ完全個室。
▲ 事前に立てた旅行プランを再確認しながら、旅の行程をイメージする楽しい時間。
19時間もフェリーに乗ったことがなかったので、船酔いが心配だったんだけど、ぜんぜん揺れなくて、まったく問題なかったです。
ここんとこ体調不良だったり、炎天下の走行で疲れていたのもあってか、ぐっすり眠って、4回もお風呂に入ったりしているうちに、なんだかんだあっという間に19時間経っちゃってました。
▼フェリー船内の様子や上船手続きについては別記事でどうぞ。
7月28日 14:00「北海道苫小牧港到着」
▲ 定刻どおり苫小牧に到着。予報どおりあいにくの曇り空でも、ワクワクの僕の心は快晴です。
苫小牧から支笏湖をまわって札幌の友人宅へ
と思ったら、港を出て「北海道に上陸!」とかいって興奮しながら走りだした途端、空から大粒の雨が!
▲ 港から最寄りのガソリンスタンドにて。
到着早々レイン・ウェアのお世話になって、天気にブーブー言う僕をなだめながら、スタンドのおにいちゃんが写真を撮ってくれました。
苫小牧港のとこの国道って、片側4車線もあってすんげー開放感なんですけど、雨のおかげでなんだか晴れない気分。
と思ってたら、苫小牧から札幌方面に向かってたら、あっという間に雲が晴れて、すぐに晴れてきちゃったじゃんよ!
▲ まだ雨の心配があったんだけど、さっさとうっとうしいレインウェアを脱ぎすて、支笏湖のほとりで記念撮影。逆光でよく見えないけど、支笏湖ってこんなにデカイの!眩しいの!
ちょっと時間があったので、札幌に向かう途中にある支笏湖の周りをぐるりと走ったんだけど、もうすでにこの道のりがスゴイんです!北海道丸出しなんです!
この辺は特にガイドブックとかに書かれているポイントじゃないんだけど、それでも絶景だらけ、直線だらけ、信号一切なしで、本当に生まれてはじめて走る感覚にすでに感動しちゃってます。
17:00「街と自然が隣にある町・札幌に到着」
▲ 友人宅からすぐのところにある「旭山記念公園」から見下ろす札幌の町。
札幌といえば北海道を代表する大都市のイメージが強かったんだけど、本当にすぐ隣には、スケールの大きな自然があるんですね。
都市部に住んでいながらも、ちょっと歩けばすぐに登山ができてしまうような。
冬はもちろん大変なんだろうけど、利便性と快適性においては、本当に住みやすい町なんでしょうねここは。都内から移住してしまった友人の気持ちもよくわかる。
友人宅でBBQパーティ
▲ 友人が用意してくれたヒラメやボタンエビのおつくりに、北海道限定「サッポロ・クラシック」。
今日からハードな一人旅だぜ!とか思ってたのに、友人家族にめいっぱい歓迎されちゃって、快適でおいしくって楽しくて、いい意味で拍子抜け(笑)。
▲ ホタテにしてもツブ貝にしてもいちいちデカくて、それでいて味も濃いの!
このイカにはね、ゲソやイカスミが中に詰めこんであって、焼くと絶妙に蒸されてすんごいおいしい!これは真似しよう♫
▲ ウニとかつくねとか、もうぜいたくすぎ!
他にもラム肉とかいろいろ出てきて、初日から北海道グルメを満喫させてもらいました。
たっぷりくつろいで、明日からは冒険だ!
ということで、無事に北海道上陸。
初日は友人家族のおもてなしを受けて、明日からの旅の予定を話したりしながら、ゆっくり眠りました。
さあ、いよいよ明日からは独りぼっち!独りになるための冒険がはじまると思ったら、ワクワクとちょっぴりドキドキ!