えっと、どこかで誰かが猛絶賛してたので、思わず買ってみましたこの本。良かったですよ。
小学生の息子がいじめられていて困っていた奥さんが「鏡の法則」というものを教えられて、他にも抱えていたいくつもの悩みを解決していくというお話で、設定にやや変更はあるものの、実話のようです。
子どもがいじめられていなくても、子どもがいなくても、なんとなく人生が息苦しい人にも、なるほど!と思うところはあると思います。
わかりやすくてスラスラ読める
すごくわかりやすくてスラスラ読めます。僕は半身浴(40分くらい)で読めました。
こころに関する本というのはただでさえ抽象的な表現が多いのに、アレコレ書きすぎて焦点がブレることが多いけど、これはシンプルなストーリーなので、すっと入ってくると思います。
全部が全部納得、というわけじゃないんですが、だいたいのところは共感できます。僕も涙を流しそうになったし、帯に「読んだ人の9割が涙した!」ってあるように、おそらくほとんどの日本人が抱えている問題でしょうから。
著者は、野口嘉則(のぐちよしのり)さんという方。
リクルートを退社後、メンタルマネジメントの講師になって、心理コンサルティング事務所を設立、現在は予約が一年待ちというほどの大人気で、いろいろベストセラーも出しているとか。
僕は不勉強で知らなかったんですが、コーチングの人のようですね。
問題は外じゃなくて自分の中にあるんだったら、落ち込む必要ないよね。
いつも思うんだけど、
悩みがあって絶望的な気分になるのは、問題が外にあって、自分では解決できないと思うからなんですよね。
でも本当は、大抵の悩みってのは自分の中に問題があるわけで、それなら自分が変わればいいわけで、だったら暗い気持ちになる必要はないわけです。
他の誰かや社会を変えることはできないけれど、鏡の中に写る自分を変えることは、気づけば簡単ですから。
▶連絡先:りゅう