生きてりゃーイラつくこともありますよ。
人間は不安がデフォルトだもの、朝から意味わかんないけどモヤモヤするとか、家族にやたらイライラするとか、誰だってあります。っていうか、それが自然なこと。
でもだからといって、せっかくの一日をそんなモヤモヤイライラで過ごすのはイヤですよね。
だから人は意識的にも無意識的にも「気分転換」をするわけですが、これをやらない人がけっこう多いんですね〜。
っていうか、調子の悪い時の僕がそうです。
なんか知らんけど気分が沈んで、不安を取り除きたいからアレコレ考えて、考えるからどんどん気持ちが落ちていって、なんもやる気がおきない。やる気がおきなくて選択肢も少なくなってるから「気分転換をする」ってことすら思いつかない。
どうにかしたいのに、動きたいのにその場でグズグズもがいている僕の姿は、ゴキブリホイホイの中で身動きが取れなくなってるゴキブリと同じです(笑)。
僕の経験からいうと、そういうときにいちばん効果的なのは「場所を変える」ことです。
脳科学者の茂木健一郎さんが「音楽が最もインスタントな気分転換法だ」と言うように、好きな曲や上がる曲を聴くのもいいんだけど、僕的にいちばんなのは、やっぱり外に出る、ことなんですよね。
外で仕事してたり誰かと会ってる時は悩んでるヒマなんてないから、モヤモヤやイライラって、だいたい家の中なんです。
だからね、そういうときは、解決策を考えようとか、自分の何がいけないんだろうとか、そんなんぜーんぶ忘れて、まずは家から出てみましょう。
アインシュタインとかベートーベンとか、散歩を習慣にしていた偉人ってけっこういますよね。彼らはきっと直感的にも経験的にも、「いつも暮らしている家にいたらアレコレ滞る」ってことがわかっていたんでしょう。
僕は最近、タフなデイパックにMacBook AirとかKindleとか本とか水筒とかチョコレートとかぜーんぶ入れて、外で気が向いたら何でもできる体勢を整えて、目的地を決めずに外に出るのがお気に入りです。
外に出てから「自分を喜ばせるため」の工夫をしてるわけです。
とりあえず場所を変えると気分も変わる。
場所を変えても気分は変わらないよ、っていう人は、いつもの場所に行ってるだけか、工夫が足りません。
そっから自分を楽しくさせる工夫は僕にはわからないので、自分でしてくださいな。