今月はブログ筋トレと称して、朝から晩までひたすらブログを書いてる。
「人生のすべてをブログに書いて、好きなことだけして生きていく」
という仮説を検証するためだ。
遊びに行った場所、買ったモノ、食べたモノ、学んだこと、考えたこと、迷ったこと、困ったこと、楽しかった体験、悲しかった体験、トラブルなどなど、人生のありとあらゆる出来事を、他人様が読んで楽しめるブログ記事に昇華することができれば、好きなように生きているだけで生活していけるのではないか、という仮説である。人生をかけた、実に心躍る仮説である。
「自分の半生を書けば誰でも一冊の小説が書ける」と言うように、誰だって人生で起こる出来事をすべて発信すれば、誰かしらの役に立つはずなのだ。
多くの人がそれをやらないのは、自分のすべてをさらけ出すのが恥ずかしいのと、そんなことをやってる時間がないからだろう。
そこでまずは、他人に伝わる書き方だとかクオリティだとか言う前に、「息をするようにブログを書く」ことができるようにならなければならない。
人生は待ったなしだ。朝起きた瞬間からドラマは始まる。それらすべてをブログに書くとしたら、写真を撮っておいて後で書こうとか、ブログネタをEvernoteにストックしておいてどうこうするなんてヒマはない。アイデアや思いつきも、忘却の彼方に消え去る前に、思いついたその瞬間に書いてしまう他ないのだ。
と、偉そうに言ってみたが、じつはすでにそういう風に「息をするようにブログを書いている」ブロガーはたくさんいる。
ブログは「質より量より更新頻度」という名言を残したプロブロガーの立花岳志さんをはじめ、多くのブロガーがすでにそうやって毎日バンバン書いて、体幹のブログ筋肉をバキバキに鍛えているのだ。
今までのほほんと自堕落な生活をしていた人がいきなり筋トレを始めたら相当キツイように、ブログ記事の量産だってなかなか骨が折れるので、この時期は他のことはストイックにせず、メリハリをつけて好きなもんを食ってダラダラ楽しくすごす(というのはいつものことであるが)。
ということでしばらくは、書き殴っただけの見苦しい記事が紛れ込んでしまうこともあるかもしれないが、あいつがんばって筋トレしてんだなと、寛容に見ていただけると幸いである。