迷いつづけているあなたに届けたい言葉はただひとつ、「迷うのをやめなさい」だ。
人は生きていれば誰でも迷う。不安になって、何が正解かわからなくなって、身動きが取れなくなって、移りゆく世界を眺めて勝手に孤独になって、迷うのは、誰もが同じだ。
そんな苦しみに満ちた迷いの螺旋から逃れる方法はひとつしかない。
それは、「怖いけど、やる」ことだ。ただ、やる、のだ。JUST DO ITだ。
正解かどうかはわからなくても、今現在、自分が最良だと思う決断を信じて、とにかくやってみるしかないのだ。
みんな「ただ、やった」から成功した
ホリエモンこと堀江貴文さんが著書の中で繰り返し言うのは「やればいいじゃん」だ。
「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」と言ったのはサントリーの創業者。
NIKEの「Just Do It」だって創業者の言葉だし、カーネル・サンダースは70歳を過ぎて1000回以上も断られながら夢を捨てずに行動し続けたからケンタッキーを創業できた。日本の長者番付にならぶユニクロの柳井さんもSoftBankの孫さんも、アイデアなんかより「実行力」の重要性を誰よりも説いている。
あなたはアインシュタインやイチローより優れた才能を持ってるの?
さて、今このブログを読んでいるあなた、そう、あなたのことだ。あなたは、ホリエモンより頭がいいと思いますか?
東大在学中に起業して巨万の富を得て球団やテレビ局まで買収しようとした堀江貴文さん。あなたは自分が彼より優れた脳みそと才能を兼ね備えた人間だと思っていますか?
あるいは日本のウイスキーを世界レベルにまで高めたサントリーを創業した鳥井さん、世界一のスポーツブランドNIKEのフィル・ナイトさん、世界中の店先で笑うカーネル・サンダースや、大富豪の柳井さんや孫さんより、自分のほうが、優れた才能を備えた偉大な人物だと思いますか?
たぶん答えは「NO」でしょう。
ピカソやアインシュタイン、イチローといった天才と呼ばれる人たちだって同じ。
彼らほどの才能を持った人たちが、人にバカにされながら、失敗を繰り返しながらも、何度も何度も挑戦したというのに、あなたや僕ごときが何を迷っているというのか。
迷うことなどひとつもない。ただ、今この瞬間に、自分がベストだと思える選択を信じて、それを「やる」だけじゃないか。
その「ただ、やった」先に、自分しか辿りつけない境地があって、その場所を「成功」とか「幸せ」と呼ぶのだ。
そのときようやく、僕やあなただって、彼らと同じ境地に立てるのだ。
来る日も来る日も、剣を振ることなしには始まらない。
宮本武蔵の立志伝『バガボンド』の中で、村の子どもや女たちに剣を教えてほしいと懇願された宮本武蔵は言います。
剣を教えろつったって、そもそも、来る日も来る日も、数え切れないくらい、剣を振ることなしには話は始まらん。
__井上雄彦『バガボンド』より
迷うのは、来る日も来る日も剣を振りまくった後だ。
迷ってたら人生なんてあっという間に終わる。今日という日があっという間に終わってしまうように。
さあ、今すぐスマホを閉じて、今信じられることをやってください。今、剣を振ってください。明日じゃない、今。今今今。
Comments by 茅ヶ崎の竜さん
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ボクはボクの今日を暮らす。アナタはアナタの今日を暮らす。
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