「竜さんみたいに心を開きたい、パッカーンしたいんです!」
という相談がけっこう多いんだけどね。
そういう人たちのお話を聞いていると、その「パッカーンしたい」という気持ちの根っこには
「今の自分から変わりたい」「悩んで苦しむ自分をやめたい」
というのがあるよね。
でも、その思いがある限り、心はなかなか開かないものなんですわ。
探すのをやめたとき、心のカギが見つかるかもよ
「もうこんな悩みまくる自分はイヤだーーー!変わりたいーーー!」
という気持ちを捨てて
「しゃーないなー、でもこんな風に悩んじゃうのが私だよなー、それでいっかー」
って思えた瞬間に
心は開いていくんです。
我が国が生んだ天才・井上陽水さんが40年以上も前に唱ってますね。
はいつくばって、はいつくばって、いったい何を探しているのか
探すのをやめたとき、見つかることもよくある話で
___『夢の中へ』井上陽水
心屋仁之助さんの本を読んだり、セミナーへ行ったり、自己啓発とか心の本を読みあさって、
カバンの中もつくえの中も探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
___『夢の中へ』井上陽水
ですよ。
みっともないところも全部認められたら、ほれパッカーン!
そもそも、身も蓋もないことを言っちゃうと、心を開く・パッカーンするっていうのは
「ダメなところもみっともないところも含めて、そのまんまの自分を認めて、許す」
ことなんです。
「ありのままの自分でも愛されるんや〜!幸せになれるんや〜!」
って気づいたら、自分を信じられるよね。
根っこの自分(がんばって得た知識やスキルを持った自分ではなく、好きなことをやって笑顔でいる自分)を信じられるということが、本物の「自信」です。
本田圭佑が自信の塊なのは、死ぬほどハードなトレーニングを積んで結果を出してるからじゃないんです。
もしそうだとしたら、身体を壊してサッカーができなくなったら彼の自信は揺るいじゃいますよね。
圭佑は根っこの自分を信じてるから、ケガでサッカーができなくなったら、また別の道で一流を目指すでしょう。
それよりオレと踊りませんか?
オレもパッカーンと心が開いてから、またじわじわ閉じていって苦しかった時期がありましたよ。
そういうときは、
心が開いていなければいけない!
いつも笑顔で楽しんでいなければいけない!
パッカーンしていないオレには価値がない!
と思っていたの(笑)。
でもある日、
もういいわ〜、こんなダッセえオレもオレだわ〜
って思えたら、またするすると心が開いていった。
だからいつまでも「心の鎖を外すカギ」とか「自分を苦しめているトラウマの正体」を探しても見つからない人は、ちょっと探すのをやめてみるのもいいんじゃないですか?
それよりオレと踊りませんか?
海辺でBBQでもして、居酒屋で「今までいちばん恥ずかしかった話」とかバカ話して、ブハハハハハ!って笑いませんか?