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人生は映画なんだよ。

監督・脚本・主演、全部オレ。
悲劇にするのも、コメディにするのも、冒険物語にするのもオレ次第。

人生映画にトラブルや問題が発生したら、監督・オレがカットをかけてシーンを止める。

監督・オレは脚本・オレと相談して、この後どういう展開にしようか考える。

たとえば、鬱になって会社へ行けなくなった主人公・オレ。

悲劇映画を撮りたい監督・オレは、主人公を絶望のどん底に突き落として、家族を巻き込んで悲惨な結末を用意して、「こんな物質社会は狂ってる!世界は欺瞞に満ちている!」なんていう社会的なテーマを突きつける作品を仕上げる。重厚な作品なのでアカデミー賞も狙えるかもしれない。

あるいは、冒険活劇を撮りたい監督・オレだったら、鬱で一度は塞ぎ込んでしまった主人公がみんなのおかげで元気を取り戻し、いろんなことにチャレンジして失敗して、勝ったり負けたりを繰り返しながらそれでも最後には好きなことやって幸せになって終わるハラハラドキドキのエンターテイメント作品にする。オスカーには向いてなくてもヒットしそうだ。

オバカなコメディにしたかったらそういう脚本を用意すればいいし、ラブロマンスにしたかったらヒロインを用意すればいい。

悲劇にするのもコメディにするのも、監督・オレ次第。なんて自由\(^O^)/

人生に問題が起きたらカットをかける。
これからの脚本をあらためて吟味する。
主人公にそれを伝えてリスタートする。

これ、実践心理学でディソシエイト言いますねん。
現実からいったん離れて、客観的に自分(主人公)を俯瞰して、広い視野で落ち着いて考えるんですね。

ホントにやばいとき、死にそうなとき、苦しくて泣きそうなとき、カットなんかしてる場合じゃないって?イヤイヤ、場合ですよ。むしろそれだけでいいよ。カットして問題から離れてーーー!

人生という映画を自分の好きなように仕上げるためには、まず監督・オレが

「カーーーーーーーット!」

をかけて、映画(人生)を一旦止めること。

止めて、落ちついて、主人公・オレをゆっくりじっくり眺めてたら、次にやるべきことが見えてくるから。

主人公をハッピーな結末に導くために、どんな脚本にしちゃうー?( ̄▽ ̄)

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