The sleeping hound The sleeping hound / The White Wоlf

僕の2012年は「試行錯誤」と「定着」の一年だった。

初めてセミナーというものに参加し(まだまだこのセミナーという響きにはいい印象を持たない人が多いみたいだ)、日常を効率的かつより楽しくするためにタスク管理などのライフハックを学び、平日は午前四時に起きて、時間があればランニングをして、ほぼ毎日ブログを書いて更新するようになった。

今年は「定着」から「躍進」の一年にするために、ひきつづき試行錯誤していくのだが、まずは現在の僕の最大の問題である「時間が足りない」を解決するために試行しはじめたいくつかの方法を紹介したい。

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どう考えても時間が足りない。

ブログを優先することで生まれる生活の歪み

昨年は午前四時からの朝活と週末二連休のうち日曜日をまるまる使うことで、どうにかブログのほぼ毎日更新ができていたのだが、裏を返せば他のことがほとんどできなかった。

週末に家族や友人たちとの約束やイベントが入ったり、早出残業が続いて朝活や夕食後のワークタイムが使えないと、すぐにタスク管理が圧縮されて、身動きがとれなくなる。

「ブログ毎日更新」を最優先させると、家族との時間や睡眠時間、家事育児などの父親としてのタスクが犠牲になり、それによって生まれた歪み(ひずみ)はけっきょく自分や家族の心身の健康など、生活の根幹部分に悪い影響をもたらしてしまった。

要はタスク管理が完璧に働いていないのと、生活のバランスが取れていないのが原因だ。

睡眠時間を削って根性で戦うのか。

以前の僕ならばここで、睡眠時間を削って、そのぶん空いた時間を有効活用するタスクを追加して生活のバランスを取ろうとしただろう。

しかし今年は逆を行くことにした。

現在6時間取っている睡眠時間を減らして、歯を食いしばって根性で生活するのではなく、あえて睡眠時間を8時間に延長し、起きている時間をよりアクティブに、よりアグレッシブに使えないか、と考えたのだ。

誰かが「人は人生の半分は寝てすごしている」と言っていたり、ビートたけしが若い頃「俺は三時間くらいしか寝ないよ」と言っていたりしたのを耳にして、やりたいことを成すためにはグッスリ寝てなんかいてはダメだ、というような精神論的な思い込みがあったのだが、最近になってそれは間違いだということが身に沁みてわかってきた。

つまりは、6時間寝て残りの18時間を疲れた状態でどうにかこなすのか、8時間寝て残りの16時間をアクティブに突っ走るか、という選択だ。

気力体力ともに。

言うまでもなく、心と身体は密接に繋がっている。

身体が疲弊すれば、心は弱くなり、不安感や罪悪感に囚われてやる気が失せてしまう。

ストレスや心配事ばかりに浸かっていれば、身体のあちこちに支障をきたして、立ち上がれなくなる。

気力と体力のどちらも充実してはじめて、人は最大限の力を発揮できるのだ。

そして僕ら人間が抱える問題のほとんどは「肉体的疲労」からきていることが多い。

あなたにもきっとあったはずだ。

出会うすべての人に笑顔で話しかけ、できれば相手のために何かをしてあげて、自分も周りの人も喜ぶようなことをしたくてたまらない、という気持ちに溢れていたときが。

それこそが、気力体力ともに充実している、ということだ。

具体的には

平日は2000就寝→0400起床

起床はこれまで通り0400。この時刻は動かさない。

8時間眠るためには2000には床に入らなければならない。4歳の次女ですら2100まで起きているので、家族のうち僕だけが先に寝ることになるが、今までの経験でいくと、パパが早く寝ると家族も徐々に早寝になるので問題はないだろう。

残業で帰宅が遅くなった場合にはこれまで通り2200に就寝。臨機応変にいきたい。

これまで取りこぼしてきたスキマ時間をすくう。

トラックドライバーという仕事は、待機時間というスキマ時間がけっこうあるのだが、疲れているとだいたいその時間は寝てすごすことになる。というか、長時間走ったり、身体を使って荷扱いをした後にはくたくたになるので、寝ること、休養することも仕事のうちだ。

しかし、夜にたっぷり睡眠を取って、日中の時間すべてをアクティブに突っ走れる身体になれば、これまで取りこぼしてきたスキマ時間にいろんなことができるんじゃないだろうか。

トラックにはMacBook AirもiPadもiPhoneもポケットWi-Fiも持ちこんでいるので、基本的にはなんでもできる。

時間帯や場所によって難しい場合でも、iPhoneでモブログが書けるようになれば、わずかな時間でも活用できるのだ。

とりあえず試行期間は一ヶ月

一ヶ月試してみて、結果が出なければまた考えよう。

週末は家族と自分のためにゆったりめのスケジュールを組んでいるのだが、そちらをいじる必要も出てくるかもしれない。

つまり元気になろうってこと

睡眠時間を増やしたからって、いきなり元気溌剌になって生まれ変われるのかと言ったら、もちろんそんなことはない。

同時に毎日のランニングや筋トレ、瞑想、バランスの取れた食事といったその他の心身のケアの複合で、元気な心と身体を持続させようという、よく考えたら至極あたりまえな話だ。

アントニオ猪木は実はけっこう深いことを言っているのだけれど、やはりその最たるものは有名なこの言葉だろう。 「元気があればなんでもできる!」 まったくだ。

もうひとつ、坂本龍馬の言葉。 「疲れちょると思案がどうしても滅入る。よう寝ると猛然と自信がわく」 しばらくこの8時間睡眠を試行してみようと思う。

以下の記事も参考になるかもしれない。

今年こそは睡眠をしっかり取り、健康的に過ごすための8つのヒント | IRORIO(イロリオ) – 海外ニュース・国内ニュースで井戸端会議

 

 

 

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