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先週だったかな、夜の8時頃、すげー眠くなっちゃって、すぐ寝ちゃったんですね。

まだやり残した仕事とか家事とか勉強とか、夜のタスクはけっこう残ってたんだけど、たまにはいっか、って。

そしたら翌朝、とんでもないことが起こったんです。

自分じゃないみたいにキレッキレの脳

翌朝は定刻通り朝の5時に起床。いつものようにすぐに書斎に籠もって仕事を始めました。

で、まずはOmniFocus(タスク管理アプリ)で朝のルーチンタスクを確認するんだけど、毎朝見てるはずのルーチンタスクのひとつひとつが、ものすごい、神の啓示のような素晴らしい言葉に見えるんです。

いつもなら淡々と消化するだけのルーチンなのに、その行動の目的と本質と重要性が瞬時に理解できて、しかもいつもの倍以上の早さで処理してる

記事を書きはじめても、脳裡に言葉が湯水のように溢れてきて、喋るようにスラスラ文章が書ける

ああ、なんか今日は楽しいなあ、なんて思いながら続けてたら、あっという間に1時間以上経ってて、いつもの3時間分くらいの量が書けてる。しかも読み返してみたら、ほぼ添削する必要がないくらいのクオリティ

今日の俺すげーじゃん!とか浮かれてたら、書斎に娘たちが遊びに来て、いつもなら仕事中に邪魔されるとちょっとイライラしちゃうんだけど、彼女たちを抱っこしてじゃれ合ったりしながらも、頭の中ではちゃんと直前までの作業の思考が持続してて、バリバリ処理してる

その後もずっと脳がキレッキレで、ほぼ休憩なくぶっ通しでお昼までバリバリ作業。自分で自分が恐ろしくなりました。

ドルトムント全盛期の時の香川はこんな感覚だったんじゃないの?って思うくらいのキレキレさ。

まだまだ疲れ知らずの僕は、ランチを食べながらiPadで情報収集をしてるとき、ようやく気づきました。

「あ、これ昨日早く寝たからじゃね?」と。

さすがにフルスロットルで働いたので、夕方には息切れしてきたけど、とにかく時間の密度がとんでもなく濃い一日でした。

作業効率が素晴らしいのはもちろんのこと、多少のトラブルやネガティブな案件にもまったく動じることもなく、心も身体もずっと元気いっぱいなんです。

ふだんの僕は自分の能力の半分も発揮できていないんじゃ……

Type away numero dos

その翌日は、人に会ったりイベントに出たりして帰りが遅かったんですね。だからあまり寝れなくて、次の日の朝は頭がボーッとしてる。

でもその朝の頭がボーッとしてるっていう感覚って、いつもの朝のデフォルトの感覚なんです。

あのキレッキレの一日を経験したから、それがわかる。普段の僕は自分の能力の半分も出せていないんじゃないかって気づいたんです。

だからその日は、ちょっと疲れたな、と感じたら、すぐに横になって15分仮眠をとりました。

いつものパワーナップ(昼寝)をして、また仕事して、また疲れたらまた15分仮眠。

そうやってたぶん一日の中で4回くらいの仮眠を挟んだら、完全にキレッキレとまではいかないけど、それなりのクオリティで仕事ができました。

睡眠の重要性は肌で感じないとわからない

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ホリエモンをはじめとして、クリエイティブに活躍してる人たちは、古今東西、睡眠の重要性を説きますよね。

でも実際に、自分が自分じゃないくらいのキレッキレの状態を肌で味あわないとわからないですよね。

もっとも、細かく言えば、長時間眠れば誰でもいつでもキレッキレになれるわけじゃないです。

確固たる目的意識があって(仕事の成功とか)、毎日全力で働いてて、めいっぱい身体も動かしてる人が、ちょうどいい疲労のタイミングでしっかり睡眠をとると、劇的な変化が味わえるんだと思う。

日々がんばってるという充足感や達成感があって、肉体がしっかりと疲労しているときに、至福の眠りが訪れるんでしょう。

村上春樹さんも「魂の午前三時には誰もが孤独に耐えられなくなるから、昼間しっかり身体を動かして夜はぐっすり眠りましょうね」みたいなことを言ってます。

日々の生活がギリギリの人は、とりあえず焦るのやめて、ダマされたと思って今日は早く寝てみてください。明日の朝は楽しくなると思いますよ。

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▼この記事のつづき(補足)も書きました。

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