今年の裏テーマは「お金」だったりします。
年末に酒を飲みながらぼけーっと「来年は何すっかな」って考えてたら、なにはともあれ金やな、と思ったの。
今まで気づいてなかったんだけど、やっぱり僕にはお金に対する抵抗が残ってたみたい。
「親父は僕のことより仕事と金が大事なんだ」っていう幼少期の思いこみがあって、無意識に「お金は汚い」「お金がなくても幸せになれる」「お金なんてダイキライ!」っていう心の鎖に縛られてた。でもそれが、やっと外れたんだなあ、という気がする。
これまで生きてきた40年間は、心の奥ではお金を忌み嫌っておきながら、生活のためにお金を「稼がなきゃならない」と思っていたのだ。
でも今は、楽しいことをもっとたくさんやるためにお金を「稼ぎたい」になってる。「〇〇しなくちゃ」が「〇〇したい」になる幸せの螺旋だ。
ぼけっとネット眺めてたら、
マチュピチュ行きてえな〜
キャンピングカーほしいな〜
もっとデカイ家に引っ越してえな〜
ロングボードほしいな〜
っていろいろ出てきてワクワクしてきたの。
そしたら、やっぱお金やな〜って、あらためて、ふつうの人なら子どもの頃から実感として掴み取っていたであろう認識を、おじさんやっと持てたの。
お金があれば、たいていの夢は叶う。
あとは最近、ホリエモンや佐渡島庸平さんの本を読んだり、『エンゼルバンク』や『インベスターZ』といったマンガでお金の本質を学べたのも大きかった。
→ 会社を辞めたいあなたへ。転職の答えと現実と夢を教えてくれる『エンゼルバンク』
物々交換の時代から貨幣の歴史を辿っていくと、お金ってのは「信頼証書」だってことがよくわかる。
堀江さんも自著の中で「お金というのは価値を交換するためのたんなるツールにすぎず、それ自体に価値があるわけではない」と言っている。
つまるところ、取引されている価値というのは、「信用」なのだ。取引相手がこれまで約束を果たしてきたか、周りの人間に対して誠実な振る舞いをしてきたか、そうした積み重ねが信用を作り、信用のある人間ほど大きな取引ができるようになる。
お金は、信用という複雑な存在を、単純な数値に落としこんだツールである。信用の一側面ではあるものの、信用そのものではない。何度も言うが、大事なのは信用であって、お金ではないのだ。
___堀江貴文『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』より
いまだ「お金の亡者」なイメージが強く残っていそうな堀江さんが、「大事なのはお金じゃなくて信用だ」って言ってるんだよ。そしてちゃんとそういう人には、お金が「ついてくる」。
「結果は後からついてくる」が口グセの友人がいたが、まさにそれだ。
まとめると、僕もやっと「お金を稼ぐ」という大人の一番楽しい遊びに参加することにしたということ。けれどそれは金金金と貪欲になってマネーゲームに参入するということではなくて、今までやっていたことをもっと誠実にこなして、人に尽くして、結果的に社会の役に立って、信用に変えていきましょうということ。そしてそれは、僕が「好きなことだけやって生きてそれを発信すれば生きていける」という仮説を検証するだけでいいと信じていること。
はあちゅうの「お金を使うよりもお金を稼ぐことのほうがよっぽど クリエーティブだと思う。」にもあったが、お金を稼ぐって、じつは人を幸せにするんだよね。
自分だけお金持ちになって幸せになるんじゃなくて、まわりの人も幸せにできる。
それにそもそも、たくさんの人を幸せにすればするほど、お金はついてくるんだもの。
世界の大富豪を見てごらんなさいよ。みんなどえらいたくさんの人を幸せにしてるじゃない。