寒がりで冬は引きこもりがちな僕に、嫁が「ラーメン博物館いいんじゃね?」というので行ってきたんです。
なるほど日本全国の人気ラーメンをあれこれ食べ比べできるなんて、ラーメン好きのディズニーランドじゃないのよ。
ってことで、せっかく行くんだから全店制覇目指さなきゃダメでしょ!ってことでね、ラー博チャレンジしてきたんですわ。
平日なのに開店前から行列
▲ 思ったより豪壮な建物です。立派なミュージアムという佇まい。
▲ ラーメンオブジェ動いてたよ(笑)
▲ 大人310円の入場券を買います。3ヶ月フリーパスなら500円。年間フリーパスなら800円。新横浜近くの人は年パスで来られていいですね〜。
くっ、ラーメンはシェアできないっ!
▲ 中学生以上のお客さんは、一人一杯注文するのがルール。
全店のラーメンを食べたかったので、半量のミニラーメンを夫婦でシェアすればいいじゃん、なんて言ってたんだけど、やっぱりダメでしたねえ。
昭和30年代の町並がけっこう楽しい
▲ ラー博は、階段を降りると一気に昭和三十年代にタイムスリップするという仕様になってるんだけど、これが思ったより作りこまれてて、おじさんけっこう盛り上がっちゃいましたよ。
▲ 公衆電話なつかしいですねえ。今の若い子は電話ボックス知らないんでしょうねえ。スーパーマンはここで脱いでたんですよ変態ですねえ。
▲ 雰囲気ある昭和の裏路地にもラーメン店が自然にあります。
ラー博チャレンジ1杯目「ミニ味噌ラーメン/すみれ」
▲ 記念すべき1杯目は、全国的に有名な札幌の味噌ラーメン。
味噌にしては油多めでパンチ強めのスープに、ちょっと硬めに茹でられた縮れ麺がうんま〜。
とってもおいしかったんだけど、ダウンタウンの松ちゃんが言ってたように「雪降る夜に寒い札幌の街を歩いて食べるのが本物のすみれ」というのを思い出しましたねえ。
ラー博チャレンジ2杯目「ミニげんこつら〜めん/げんこつ屋」
▲ 魚介系のあっさり和風スープと鶏ガラの白湯のダブルスープがうんまーなげんこつ屋さん。
もちもちの麺もおいしいし、スープはここが一番だったかな〜。
ラー博チャレンジ3杯目「ミニ築炉釜出しとんこつラーメン/名島亭」
▲ 博多の人気店の豚骨スープは、びっくりするほどあっさり!
いろんなところで博多ラーメン食べてきたけど、こんなにあっさりな豚骨ははじめて。これはなんていうか、九州のお茶漬けみたいな感じだな〜。お酒を飲んだ後でもさらさらといくらでも食べられそうだし、年配の方やお子さんでもね。
バリカタネギたっぷりがおいしかったですねえ。
ラー博チャレンジ4杯目「ミニ醤油らぁ麺/支那そばや」
▲ ラーメンの鬼こと故・佐野実さんの支那そばはあいかわらずブレない味。
ぶっちゃけ今は多くのラーメン店が素材にこだわり抜いて洗練されたラーメンを出すようになったので、ここが特別おいしいというわけじゃなくなっちゃったけど、それもこれもこのお店があったからこそ。丁寧って大事ですねえ。
ラー博チャレンジ5杯目「ミニミラノとんこつラーメン/カーザルカ」
▲ ミラノでイタリア人がやってる「ミラノとんこつ」が食べられるというのでこちらに。
オリーブオイルやデュラムセモリナ粉にイタリア産岩塩など、イタリアンを押し出しながらも、クリーミーでおいしいとんこつラーメンに仕上がってます。ちょっとこってり気味な大分ラーメンに近いかな。
ラー博チャレンジ6杯目「ミニからみそラーメン/龍上海本店」
▲ 魚介の風味が強い味噌スープが絶品のこちら。
太い平打ち麺が濃厚なスープをたっぷり持ちあげて、からみそを溶かしながらいただくと最高です。ここがいちばん行列ができてましたねえ。
ラー博チャレンジ結果・6杯……いや、本当は……
ええと、じつはおじさん、ズルしました(笑)。
途中から嫁と食べたいラーメンが違ってきたんで、それぞれ好きなラーメンを食べて写真撮って感想を言い合ってたんで、本当は2人とも4杯ずつでファイナルアンサー。
でもがんばれば5杯目もいけたし、もっと胃腸の調子がよかったら全部食べれたんじゃないかな〜。
とはいえ、おいしく食べなきゃ意味ないですからね〜。
満腹感としては、ラーメン二郎藤沢店の野菜マシを食べたときのほうがヤバイですねたぶん(笑)。
あとミニラーメンを食いまくって学んだこと。
「ラーメンはちゃんと一杯食べてこそ!」
やっぱりミニだと具材もちょっと変わっちゃうし、ラーメンというのは一杯を食べてこそ作り手の伝えたかったおいしさが届くのだなあと実感しました。
全国のラーメンを家でも食べられる宅麺.com も楽しいですよん。