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最近は、本を読んで勉強をして物を書いて映画やテレビを観て、というループの生活をしている上に、インフルエンザで体力が落ち、ほとんど引きこもりの「書斎の人」になっています。

先日、その書斎にソファとストーブを入れました。

書斎と言っても、高校生の長男の勉強机が置かれていたり冬物が掛けてあるハンガーラックがあったりと、これまでは物置勉強部屋兼用だったわけですが、我が家で「模様替えの匠」と敬われているママちゃんがうまくえいやっとやってくれたおかげで、ついにぼくだけの本当の「書斎」が完成したのです。

以前どこかで見た村上春樹さんの書斎に憧れてたんですよ。大きな木製の仕事机の隣にソファがあって、気分転換に横になったり、本を読んだり、音楽を聞いたり、というのをぼくもやりたかった!

思索にいきづまったときにはソファに横になってじっくり考え、作業に疲れたらソファで本を読み、夜はここで映画を観たりママちゃんとお酒を飲んだり。ソファを入れるだけでこんなにも生活が変わるなんて、とうっとりして、一日のほとんどをここで過ごしてます。

ワンルームで生活が完結するのは一人暮らしを思い出すけど、あの頃とちがうのは、ドアを開ければ家族の笑い声が聞こえるってことと、いつでもニャンコがそばにいることですね。最近はストーブ猫と化してます。書斎に一人で籠もって何かに集中できるということは、支えてくれる人たちの上に成り立っているのだと思うと、今日も感謝の念が絶えません。