カール・ドロゴが海底人になったっていうんで見てきましたアクアマン。
すんげー疲れた笑。
展開の緩急なんて無視してつめこみまくってるんで、誰かが言ってたように、お寿司屋さんで頭からシメまでずっと中トロを食べさせつづけられるみたいな、パワフルというかコッテリな仕上がりで、おじさん体力的に負けそうでしたわ笑。IMAX 3Dだとさらに。
おいらの好きなフレーズ出てきましたね。
I AM NOBODY. __何者でもない。
「おまえは何者だ?」
「何者でもない。だが、大切な人を守ることはできる……」
“I am nobody, but I can save my home and the people that I love.”
これよく映画とかに出てきます。〈無我〉ってやつですね。無我夢中。自分なんてどうだっていいけど、やりたいことがある。
人って、何かに夢中になったり、没頭したり、熱中するとき、自分が誰かだとか、人がどう思うかとか、そんなん気になんない。そういう境地。禅にも通ずるところ。
逆に言えば、何かにつまずいてるとき、うまくいかないときって、結局のところ、__他人にどう思われるだろうか__って、自分のことばっかり考えて、怖がって、動けないときだものね。
自分が何者かなんてどうでもいいね。
そんなことより、煮干しラーメンうまいよね。カリーの一人アリウープ超クールだよね。そんなことより、ね。
上映が終わって館内が明るくなったとき、男子高校生たちが「アンバー・ハード超カワイイ!超タイプだわー!」って騒いでました。おじさんも同感です。
いちばん強いのは、何者にも限定されない自分。でも、やっぱり最強なのは、ぜんぜん老けないニコール・キッドマンだったかな笑。