子どもの好き嫌いをなくすための7つのポイント

Joyful child eating
Joyful child eating / ranahki

我が家には中学一年の男の子、小学二年の女の子、四歳の女の子の三人の子どもがいますが、みんな何でもよく食べるし、好き嫌いはほとんどありません。

「うちの子好き嫌いが多いんだけどどうしたらいいの〜?」とか「どうやったらそんなふうに何でも食べるようになるのかしらん?」という質問を受けることが多いので、あらためて考えてみました。

ということで、子どもの好き嫌いをなくすための7つのポイント。

 1.嫌いなものと食べられないものは違う


i don’t like / francoiskarm

まず認識しなければならないのは、子どもの味覚の敏感さです。かつての自分がそうだったように、子どもにとって苦味・酸味・辛味などの刺激の強い味は強烈ですから、それらを無理やり食べさせる必要はありません。

我が家の子どもたちが苦手としているのは、ニンニク・オリーブ・ゴーヤ・ピーマン・ナスなど、やはり刺激の強い食材が多いのですが、ニンニク(の塊)やオリーブ、ゴーヤなどはムリに食べさせたりしません。

刺激度と年齢を勘案して、食材を選んであげるところからがスタートだと思います。

2.みんなで美味しそうに食べる

Dinner with the CarpentersDinner with the Carpenters / Paul Schultz

子どもが嫌いなものを、まずパパとママが先に食べて、大げさに「おいしいー!」と表現するようにすると、子どもたちは自然と箸をのばすようになります。

これは小さい頃から始めると効果が抜群です。

四歳の次女はナスが苦手なのですが、パパとママがナスを口に入れて「うまーい!」「おいしーい!」「なんじゃこのうまさはー!」なんて言いながら、身振り手振りを交えて大げさに騒ぎたてると、自分から食べてくれるんです。

ここで大切なのは、みんなで食べるということ。パパだけでもダメだしママだけでもダメ。できればその場にいるすべての人が食べている、という光景を見せてあげなければいけません。

我が家ではお兄ちゃんとお姉ちゃんも一緒になってやってくれるので、賑やかに楽しみながら食べることができています。

3.メチャクチャに褒めてあげる!


Chocolate Mouth / dbrekke

みんなで美味しそうに食べることで、嫌いな食べ物を口にすることができたとして、それを次に繋げるためには、やりすぎくらいにたくさん褒めてあげることが大事です。

「すごーい!」「ナス食べれたのー!?」「わーい!」と喜びを表現しながら、頭を思いきり撫で回したり、抱っこして食卓から立ちあがったり、みんなで拍手をしてあげると、子どもはとても嬉しそうな顔をします。

「僕(わたし)が嫌いなものを食べると、みんながこんなに喜んでくれるんだ!」

と思ってもらえることがポイントかもしれませんね。

これに成功すると、次にまた同じ嫌いな食材がテーブルにあがったときに、自分から

「パパ見て見てー!わたしナス嫌いだけど食べられちゃうんだー」

と言って、食べるところを見せてくれます。これほど嬉しいことはありませんよ!

4.出されたものは残してはいけないという基本

Malnourished children, weakened by hunger
Malnourished children, weakened by hunger / DFID – UK Department for International Development

どんなに楽しく食べさせることができても、子どもの機嫌が悪かったり眠かったりして食べてくれないこともあります。

そんなときは有無を言わさず

「出されたものをぜんぶ食べられないんだったら、もう食べなくていい。ごちそうさましなさい」

と厳しく言い渡します。

子どもはしゅんとなって、時に泣いてしまうこともありますが、この「厳しさ」は大事だと思います。

食事は楽しいもの、という感覚を教えるとともに、食事は大切なこと、というのも伝えなくてはいけないですから。

この「もう食べなくていい」宣言が発動されることは滅多にありませんが、必要に応じて使っています。この言葉の土台として、親が子どもにとってムリのない食材や調理法を選ぶことと、いつも食卓を楽しい雰囲気にしておくことが大事なのは言うまでもありません。

5.盛りつけや料理の仕方を工夫してはいけない

「子どもが食べるようにアンパンマンの形にした」とか「ニンジンを摺りおろしてわからないようにした」とかいう話をよく聞きますが、我が家ではそういうことは一切やりません。むしろやってはいけないと思っています。

なぜなら、キャラクターの形を模したり、細かく切り刻んで食材の有無をあやふやにしてしまっては、好き嫌いを克服したことにはならないからです。その場しのぎで食べてくれたとしても、同じようなことがまた起こるはずです。

世の中にはいろんな味の食材があって、でもそれらみんなに大切な栄養があって、はじめは我慢しなくちゃいけないけど、食べられたらみんなが喜んでくれて、自分も嬉しい。

という感覚を抱いてもらうことが大事なんじゃないでしょうか。

凝ったキャラ弁もいいですが、いっしょに笑って食べることのほうが、子どもにとっても嬉しいんじゃないでしょうか。

6.叱らない


He Ate The Whole Thing / Tobyotter

上記の「もう食べなくていい」宣言と矛盾するようですが、嫌いなものが食べられないという理由で子どもを叱ってはいけません。

嫌いなものを食べるのは誰だってイヤです。イヤなのに親に叱られて無理やり食べていては、ますますイヤになってしまうのは当然です。

大切なのは、そのイヤな気持ちを凌駕するほど楽しく、嬉しく食べることだと僕は思っています。

どうしても食べられないものはよしとして、様子を見ましょう。焦りは禁物です。成長の過程で食べられるようになりますから。

7.親自身も好き嫌いをなくす


パクチー♪ あとでトッピング / yto

子どもの好き嫌いの最大の要因は「親の好き嫌いが多い」だと言います。

たしかにパパやママが、特定の食材や料理を食べずに残していたら、子どもはそういうものなんだ、と思ってしまいます。いくら食べなさいと言ったって、そのうち

「パパだって残してるじゃん!」

なんて言われてしまいます。

だからパパやママも、子どもを育てるのを機に、これまで苦手だった食べ物を克服してみませんか?

僕はほとんど好き嫌いがなく何でも食べますが、らっきょうとパクチー(香菜・コリアンダー)が苦手でした。ですが、これまでの人生で何度もトライしているうちに食べられるようになりました。

美味しい美味しいと言って喜んでいる人がいるのに、それを食べられないのはもったいない!

という貧乏根性がその根にはあるのですが。

また、親が苦手な食べ物にトライしている姿を見せるのも効果的です。僕もがんばってらっきょうを食べて、パパえらいでしょ〜と言って子どもを励ましました。

おわりに

happy
happy / brianna.lehman

言うまでもなく、子どもの偏食の原因は、子どもではなく親にあります。

毎日のことですから、食べることの楽しさと幸せと大切さをいつも感じられるようにすることが親のつとめではないでしょうか。

最後にこんなことを言ってしまってはなんですが、多少好き嫌いがあったって生きていけます。

というくらいの気持ちで、気長に、気楽に、毎日の食事を楽しむつもりで、お子さんに接してみてはいかがでしょうか。

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