girl and pup sleeping on beach / Anthony Citrano
今年のはじめに『2013年に躍進するために僕はたっぷりと眠ることに決めた。』という記事に書いたとおり、約一ヶ月間「8時間睡眠」を試行してみた。
予想以上に大きな効果が見られたので今後も継続していきたいのだが、ここで一ヶ月間のレビューをまとめておく。
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8時間睡眠で得た10の成功
あらゆる行動の所要時間が短縮された。
日次スタート(毎朝やっている今日やることの確認)から朝食やコーヒーの準備、ブログ執筆、朝ランの準備、出勤準備など、すべての行動に集中力を発揮できるので、効率が上がって、所要時間が大幅に短縮された。
眠かったり疲れたりしていてダラダラやっていたタスクも、シャキッとした頭でガツガツこなしていけば早く終わるのは当然だ。
アイデアがポンポン出てくる。
ブログを書いていても、バイクで通勤しているときでも、仕事で運転しているときでも、お風呂に入っているときでも、新しいアイデアがどんどん湧き出てくるようになった。
ブログのネタだったり文章だったり、ライフハック術だったり、家族で出かけるプランだったり、様々なアイデアが浮かび、それをきちんとメモしてタスクに変換することができるようになった。頭が冴えてキレキレになっているのが自分でもよくわかる。
自分は誰よりも元気だ、という自信が湧く。
しっかり眠って身体が元気だと、妙な自信が湧いてくる。「元気があればなんでもできる」ではないが、仕事や家庭でなにか問題が起きても、たいていのことはどうにかなるだろう、という気になってくるし、たいていの問題は積極的に行動することですぐに対処できる。
メンタルケアの時間がなくなった。
日によってやる気が出なかったり、気分が上がらないときには、自分を元気づける本や名言を集めたノート、将来の夢をまとめたヴィジョン・ボードなどを見るようにしていたのだが、そういうメンタルケアの時間が必要なくなった。毎朝スッキリと目覚め、起きたその瞬間からやる気に満ち溢れているのだ。
体調の変化が手に取るようにわかる。
毎晩午後8時には布団に入っていたので、自然と平日はお酒を飲まなくなったことも関係しているのか、自分の体調の変化がすぐにわかるようになった。疲れているときはすぐに眠くなったり、甘いものを欲したり、身体のシグナルがはっきりと出るので、その都度、容易に対処できるようになった。
以前は慢性的に疲れていたりお酒が残っていたりしたのだが、自分の健康な状態をデフォルト(標準)として認識できるので、不具合がすぐにわかるのだ。
健康が健康を呼ぶ素晴らしいスパイラルだ。
ストレスが大幅に軽減された。
最も強く実感できたのは、会社業務や対人関係などからくる日常的なストレスが驚くほど軽減されたことだ。
ストレスが少なければお酒も飲みたくなくなり、むしろ明日をもっと充実させたいから早く寝てしまいたくなる。
今まで日常にどれだけストレスを感じていたのかを実感できた。
すべてに全力投球できる。
一日の間で、ダラダラする時間というのがまったくなくなった。以前なら、仕事から帰ったらビールを飲んでテレビを眺めてリラックスすることもあったが、今は何かしらのタスクをこなしている。
会社業務も自分の将来のための個人的なワークも、そして休憩ですら全力でできるようになり、すべてにメリハリがつくようになった。
その分週末には計画的にリラックスの時間を設けている。
運転中にブログを書けるようになった。
日次スタートで、「今日考えること」「今日やること」や「今日書きたい記事」を『Day One』に入れておいて、仕事の運転中に文章を考えて『ボイスメモ』に吹き込むことで、脳内がフリーになる運転中にブログを書くことができるようになった。
これは本当に大きな変化だった。ボイスメモを書き起こして清書するのは二度手間だが、その手間のおかげで内容をあらためて考えることができるのもいい。
スキマ時間も効率的に使えるようになった。
ランチタイムや仕事の待機時間も、人の記事やニュースを見てインプットをしたり、ボイスメモを書き起こしてタスクに変換したり、読書をしたりと、計画的に行動できるようになった。
「めんどくさい」がなくなった。
とにかく活力に溢れているので、めんどくさいと思うことがまったくなくなった。ブログ環境から会社業務の雑務、家事や家族との会話など、最優先項目でないことにも積極的に取り組めるようになったので、気分もすごくいい。
めんどくさい、疲れた、という気持ちが出てきたときには、すぐに休憩を取ってアクティブに戻れるようになった。
3つの問題点
何もできない日がある。
会社で早出や残業が続くと、個人的なワークや家での雑務をまったくできない日が出てくる。
先週は忙しくて月曜日の朝以外はまったく何もできなかった。いくら事前に資料やタスクを用意して、運転中や待機時間を活用しても、しっかりMacに向かわないとできないタスクもたくさんあるので、タスク管理が滞ってしまい、ストレスにもなるし、家族にも迷惑がかかる。
ただその原因はハードワークによる疲労なので、やはりしっかり眠ることが解決策になる。
会社業務が最優先となるので、世界はバランスしていると信じて、繁忙期をしのぐしかない。
心を休める時間が取れない。
一日中ハードな会社業務をこなして、帰宅したら入浴して食事をとってすぐに就寝、という流れになると、気を休めてリラックスする時間がなくなってしまう。
睡眠で身体を休めれば心も休まるとはいえ、やはり気をゆるめて楽しむ時間というのも、睡眠時間以外に用意する必要があるみたいだ。
実質6時間しか眠っていない日が多かった。
睡眠ログを見てみると、布団の中にいる時間は7時間〜8時間でも、しっかり眠れているのは6時間前後の日が多かった。
長い間(十年以上)の習慣だった6時間睡眠が身体に染みついているのか、あるいは時間がないため寝る直前までMacやiPhoneなどのディスプレイを見ているので寝つきが悪くなっているのか、原因はわからないが、睡眠の質は今後の大きな課題だ。
とくに最近は試行直後よりも明らかに睡眠の質が下がっている。これにはモチベーションも関係しているのかもしれない。
20時には布団に入る決まりなのに、タスクが長引いたり、家族との兼ね合いがあって、少しずつずれこんできているのも問題だ。
8時間睡眠のまとめとこれから
予想以上にアクティブになれた!
8時間睡眠によって、自分で想像していたよりもずっと元気溌剌になって、あらゆることに積極的になれた。
以前は夕食後の90分をブログ執筆にあてて、クタクタになりながらもどうにか毎日更新のために書いていたが、疲弊した頭ではいつも満足のいく記事を書けるわけではなかったし、家管理やタスク管理、ブログ環境、家事育児など、他のことは一切できていなかった。
ところがその90分を睡眠にあてた今は、記事の本数こそ減ったものの(週六本更新していたが今は週四本)、納得いくまで推敲できることが多くなり、記事数が減ったのにアクセスが増えはじめている。
休日にはタスク管理がほぼ完璧に動くようになり、家族との時間も以前より多く取れるようになってきた。
ダラダラと18時間を過ごすのか、アクティブに16時間を走り抜けるのか。
前回の記事にも書いたが、つまりは起きている時間を最大限に使いたいということだ。
一度この身の底から湧いてくるエネルギーと積極性を味わってしまうと、睡眠に消えてしまった2時間などまったく気にならなくなる。
それほどまでに、8時間睡眠の効果は大きかった。
瞑想を取り入れたい。
うまくできるようになると、15分の瞑想で睡眠時間が2時間短縮できるという。脳がレム睡眠時に行う情報処理を瞑想で先にやってしまうので、熟睡できてかつ時間を短縮できるのだそうだ。
ゆくゆくは6時間睡眠で8時間睡眠と同様の効果を得られるように、睡眠環境をブラッシュアップしていきたい。
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