イタリアンのコックやってました@RyuNagayamaです。
カルボナーラの魅力は濃厚なクリームソースだけど、味の主役(ベース)はベーコンやパンチェッタから出る肉の旨味。
誰でも作れる旨味たっぷりの本格ふわトロカルボナーラを作っちゃいましょう。
もうパスタメニューには迷わない!好きな食材で美味しいパスタをつくる究極の方程式!(理論編) | CLOCK LIFE
ふわトロ濃厚カルボナーラの作り方。
材料(5〜6人前)
パスタは濃厚なソースに負けない太めのものがオススメだけど、僕はスパゲッティーニとか細いのも好きなのでお好みで。
ふわトロにしたいので卵は全卵、牛乳じゃなく生クリーム。植物性のホイップクリームは分離するのでやめましょう。
ベーコンはブロックのものがだんぜん美味しい!我が家は子どもたちも喜ぶのでベーコンたっぷりです!
ポイント1)ベーコンをじっくり炒めて旨味を抽出しよう!
フライパンにオリーブオイルを敷いたら、はじめは強火、火が入ってきたら中火にして、じっくり炒めていきます。カルボナーラソースのメインはクリームだけど、味のベース(出汁)はお肉の旨味なので、ここがポイントですよ。
しっかり火が通ったら、ブロード(鶏肉のブイヨン)かパスタ湯(茹でるのに使う湯)を入れて、旨味を抽出します。
多めのパスタ湯を入れたら、1〜2分煮つめて旨味を凝縮させます。この肉汁こそがカルボナーラの決め手なんです。あとでパスタと絡めるので、最終的に写真くらいたっぷりの量のスープが残るようにしてください。
表記より1分早めに茹でたフェットチーネを、ベーコンと旨味スープに絡めてあおります。パスタにおいし〜い旨味を吸わせましょう。
ポイント2)火を止めて!クリームと卵は余熱であわせよう!
まずは生クリームを入れます。リストランテの厨房ならば、ソースを合わせたら火を入れながらさっとあおってさっと味を見てさっと皿に盛って素早くテーブルに提供できるけど、家庭だと量も多いし時間もかかるので、ソースは余熱で和えましょう。
クリームが全体に行き渡ったら溶いておいた全卵を入れて混ぜます。この時点でソースがもっさりしていたら牛乳で伸ばしましょう。シャバシャバでも混ぜている間に余熱でとろみがついてきます。
食べるときに粉チーズとブラックペッパーをお好みで加えます。
我が家ではどちらかというとこってりめのソースに仕上げて、ブラックペッパーはこれでもかというくらいに入れちゃいますが、ソースの濃度やチーズ、ペッパーの量は調整してくださいね。
ポイントはベーコンの旨味をたっぷり吸わせることと、ソースは余熱で火を入れすぎないことです。ぜひお試しを♫