僕らは中国の皇帝のように食べすぎている。

 

最近こころと体の調子がわるいな、と感じるときは、だいたいにおいて暴飲暴食気味なことが多い。

ストレスから飲みすぎて、翌日は二日酔いを抑えるために大量の炭水化物を摂取して、気が重いからまた飲んで、なんていう負のスパイラルに陥る最悪のパターンもあるけど、そうでなくても、僕ら現代人は総じて食べすぎなんだそうである。ダイエットがもはや世の普遍的なニーズになってしまっているんだから、そういうことなんだろう。

 

朝昼しっかり食べて、三時にはおやつ、夜は外で美味しいものを食べるか、家で晩酌しながらいろいろつまんで……、というのは、現代人のいたって普通の食生活だ。けれど若い頃はよかったものの中年にさしかかると、このいたって普通の食生活がメタボの原因となって、みんなぶくぶく太ってしまうわけだ。

ということで、ジョギングとかのエクササイズをやったりファスティングとかして、ただでさえ忙しい毎日の時間を割いて「ああ忙しい!」って嘆いてしまうんだけど、やっぱりそもそもの食事をどうにかするのが一番手っ取り早い。

ダライラマが「人は金のために健康を犠牲にして、健康を取りもどすために金を犠牲にする」とか言っているように、健康を犠牲にしない食べ方ができれば理想。

お寺の精進料理って究極に質素だけど、お坊さんてしゃきっとして活力あるんですよね。悟空とかルフィとか見てるとガッツリ食べるほうがパワフルだって思いがちだけど、ありゃアスリートですからね。

ともあれ、一日に必要な栄養素とか内臓疲労とか基礎代謝とかの話はググってもらうとして、中国の皇帝のように食べすぎているという現代人の僕も、家内と相談して、そもそものところから食生活を考え直しています最近。

まず僕は朝食をやめました。朝食抜きの利点はググるとたくさん出てくるから見てもらうとして、単純に朝食べないとすげえ調子がいいから。

朝食べないと頭が働かないとか昼までもたないとか言うけど、それはもちろんあるんだけど、すぐに慣れます。三日、長くても一週間もあれば、逆に気力体力ともに充実して、笑っちゃうくらい元気になる。午前中は白湯と水とコーヒーだけ飲んでる。コーヒーは胃に負担がかかるけどね、なんでもかんでもやめるつもりはないから。

昼は基本的にはお弁当。朝のうちに子どもたちの分と一緒に作っておいたのを食べる。のり弁に卵焼きと冷凍食品のおかず。栄養とかメニューとかぜんぜん気にしてなくても、気づいたらちゃんとバランスが取れちゃうのがお弁当。気が向いたら外食もするし、あんまりお昼は気にしてない。

夜は品数だけ気をつけるようにしている。テーマは一汁二菜。ゴハンと味噌汁と豚の生姜焼きとキュウリの酢の物とかが理想。和食のときって品数が多ければ多いほどいいみたいな思いこみがあって、かつ我が家は五人家族なんでたくさんお皿が出てたほうがにぎやかで楽しい気がしてたんですよね。

だからつい家内も作りすぎちゃうことが多いんだけど、一汁二菜、つまりおかずは多くても主菜と副菜の二つだけ、というふうに決めちゃうと、メニューを考えるのもすごく楽だし、何より食費がガクンと減ったんです。

こういう風に食事を質素な方向にもっていくと、育ち盛りの子どもたちが気になったりもするんだけど、ぜんぜん大丈夫。そもそも子どもたちだって皇帝みたいに食べすぎなんだから。魔人ブウみたいな子になったらやでしょ。

その代わりと言っちゃなんだけど、適度に外食はします。あるいはBBQでガッツリ肉を食ったり、日曜日にはご馳走をこしらえたり。平日はなるたけ質素に(それが健康と節約を維持する)暮らして、週末にはど派手にサタデーナイトフィーバー!みたいなイメージ。古いか。

BEPのファーギーが「専門のトレーナーつけてアスリートみたいなトレーニングをして、暴飲暴食して楽しむ」生活をしているって前に言ってたけど、まあそんな感じ。いやぜんぜん違うか(笑)。

元パンクラスの船木誠勝さんも「鶏のササミと野菜だけとかいう超ストイックな食生活をして、週に一度は焼肉を死ぬほど食べる」みたいなことを言ってましたね。

ダイエットも大事ですけど、つまるところは日常的な健康がもたらす毎日の笑顔ってやつが一番大事だと思うので、そういうところから考えると、いろいろとハッピーになれそうな気がします。

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