前回は【タスク管理】の概念のお話でしたが、今回はタスク管理魔法魔術学校でのお勉強に使う教科書の紹介をします。
【はじめてのタスク管理 #1】人生を劇的に変える現代の魔法学びませんか☆ | KLOCKWORK APPLE
いきなり本を買うのはどうもなあ、という方のために、僕の心を震わせたサイトやブログ記事も併せてご紹介しますので、はじめにそちらを見てもいいかもしれません。
何はともあれ!唯一無二!タスク管理の聖書といえばこれだ!
タスク管理に関する書籍はたくさんありますが、一冊だけ選べと言われれば、誰もが間違いなく選ぶであろう一冊が、この「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」です。
むしろ、GTDという概念が先で、タスク管理という言葉が後なのかもしれません。
原題は「Getting Things Done」。「物事をやり遂げる」といった意味でしょうか。シンプルで秀逸なタイトルですが、日本語版だとサブタイトルが目立っちゃってますね。「ストレスフリーの整理術」って決して間違ってはいないんですけど、ストレートな魅力が半減しているような気がします。ともあれ。
頭の中の「気になること」をすべて頭の外に追い出そう
GTDを一言でいえば
人生における「すべての気になること」を完全に把握し、目の前の作業に集中する。
ということになります。
具体的には、次の5つのステップです。
- 「気になること」すべてを一箇所に「収集」する
- それぞれの意味と何をすべきかを明らかにする「処理」を行う
- その「処理」の結果を「整理」する
- それらの行動の選択肢を「レビュー」する
- 選んだ行動を「実行」する
どんなときでも「水のように澄んだ心」でいるために
GTD(タスク管理)の真の目的は、効率的に仕事をこなして社会的に成功するということではありません。
人生におけるすべてのやりたいこと、やるべきこと、気になることをすべて把握して、スッキリした頭で楽しいことだけを考えてハッピーに暮らそうということなんです。
「心が空っぽになっていれば、何事にも即座に対応できる。心がすべてに対して開かれるからである」__鈴木俊隆(曹洞宗の僧侶)
僕がはじめて触れた魔法の書
「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」に出会う以前、タスク管理という言葉がはじめて僕の脳髄に沁みたのは、@ttachiさんのこのブログを読んだ時です。ちなみにかなりわかりやすい記事なので、ぜひこちらも併せて読んでみることをオススメします。
超絶!これぞ「先送りできない」究極タスク管理システムだ! | No Second Life
こちらの記事で紹介されている「クラウド時代のタスク管理の技術―驚くほど仕事が片付いてしまう!」を光の速さでAmazonで購入し、毎朝一時間かけてじっくり読みました。
クラウド時代のタスク管理の技術―驚くほど仕事が片付いてしまう!
こちらはGTDの概念を元に、「クラウド技術を用いてより洗練されたタスク管理術」だといえます。
GTDが著されたのは2002年ですから、まだクラウドどころかiPhoneも存在してはおらず、基本的にはペンとノートに物理的なファイルやフォルダを用いるように著者は説いていますが、iPhoneやクラウド技術、専用アプリを使えば、タスク管理は飛躍的に向上します。
現代の魔法としては、これらのデジタル技術を併用することは必須といえるでしょう。
おわりに
いくつか紹介しましたが、必ずしもこれらの書籍やサイトを読まなければならないというわけではもちろんありません。ウェブ上には、探せばほかにもGTD関連の様々な情報が散らばっていますし、タスク管理はその人の仕事や環境によって千差万別なので、「これ一冊で完結する」というような情報は存在しません。
ただ、非常に優秀な参考書であることは間違いなく、タスク管理の底に這う基本的な考え方を学ぶことで得るものは非常に大きいので、ぜひ読んでみることをオススメします。
参考サイト
Getting Things Done – Wikipedia
はじめてのGTD – ITmedia Biz.ID Getting Things Done(GTD)まとめページはこちら …
誠 Biz.ID:Getting Things Done(GTD)まとめ
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