きょうのわたし あしたのわたし: アメリカ南部の味、ガンボ・スープ
映画レシピ第2弾は、ディズニー長編アニメ『プリンセスと魔法のキス』から、アメリカ南部の伝統ケイジャン料理「ガンボスープ」を紹介します。
ケイジャン料理とは、かつて植民地支配していたフランスの文化を色濃く残した、ルイジアナなどアメリカ南部の料理で、スパイスをたくさん用いた独特の風味が特徴。日本ではジャンバラヤが有名ですね。
ガンボスープは、ソーセージや海老の風味とスパイス、オクラ(ガンボ)のとろみを活かした代表的な家庭料理です。映画でも、ティアナがタバスコをたっぷり使っていて、とても美味しそうでした。
本場仕込みのガンボは見た目も抜群!
きょうのわたし あしたのわたし: アメリカ南部の味、ガンボ・スープ
アトランタに住んでいた方が作る、本格的なガンボスープ。詳細なレシピはないけれど、ケイジャン料理の概要や背景、アメリカの匂いを感じることができます。ガンボスープを作りたいなら、まずはここを覗いてみるといいかも。
お手軽でカロリー控えめの実用的レシピ!
ケイジャン料理☆ガンボスープ by ピンクローズv(^o^) [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが146万品
ガンボスープは本来カレーのようにルウを作るのですが、小麦粉を途中で入れて、お手軽に作れるようにアレンジしてあるので、とても実用的で美味しそう。
本場の味に迫りたい人はこちら!
ガンボをつくろう
ルウからスパイス、食材や調理手順まで、とにかく本場の味を再現するためにしっかりまとめられたレシピ。一度はこんな風にちゃんと作ってみたいもんです。ニューオリンズ行ったことないけど。
シーフードたっぷりガンボ!
ガンボ -レシピ|アメリカ?ケイジャン料理 | e-food
ガンボはもともと、フランスの人たちがルイジアナの食材でブイヤベース(魚介のスープ)を作ろうとしてできた料理だと言われているそうです。そんなシーフードたっぷりがお好みの方にはこちらがオススメ。
星に願いをかけるだけじゃダメ。
映画や小説に出てくる料理って、なんであんなに美味しそうなんでしょう。
『プリンセスと魔法のキス』では、主人公のティアナがレストランで働いているので、他にも美味しそうな料理がたくさん!ニューオリンズの四角いドーナツ「ベニエ」もすごく美味しそう。
料理もいいんだけど、映画としてもとっても素敵で、僕は何度も観ています。
アメリカ南部が舞台なので、ジャズやゴスペルなどの音楽がとても魅力的で、ミュージカル映画としても秀逸な仕上がりを見せています。音楽はランディ・ニューマンで、ジョン・ラセターが制作総指揮と、ピクサーの強者たちが手腕を振るっているのだから納得。
「星に願いをかけるだけじゃダメ。自分で願いに近づく努力をしなくちゃ」
というパパの言葉に頷いたり、ママ・オーディというヴードゥーの魔術師のおばちゃんの言葉にも説得力があって、教訓が散りばめられていながらも、たっぷり楽しめるエンタメの秀作です。タイトルは原題の『お姫様とかえる(The Princess and the Frog)』のほうがよかったなあとは思うけど。