Motor Bike Expo Verona - 2009
Motor Bike Expo Verona – 2009 / alessino
土日だけガッツリ通って、2ヶ月でどうにか自動二輪免許を取得した@RyuNagayamaです。これから二輪免許を取りに行く人のために、僕が学んだことや教習の流れ、もっとこうすればよかったなというポイントなどをまとめておきます。

教習準備や入校式はこちら↓

30代のオートバイ教習日記(1)「入校式とヘルメット購入」 | CLOCK LIFE

自分でも驚いてしまったのだけれど、最初の難関は、自分自身の緊張でした。大人になってから、人前に立ったり慣れない場所に行ったりするとやたらと緊張するようになってしまって、1回目の教習に向かうときには、緊張のあまり呼吸が苦しくなってしまうほど。

僕はおよそ20年間くらいDaxというギア付きの原チャリに乗っていたので、技術的にははじめから自信があったのだけれど、どうにもこうにも緊張してしまって、身体がガチガチになってしまうんです。これはヤバイぞ、ということで、自分なりの「緊張をほぐしてリラックスする方法」を見つけたのでシェアします。

1.教習なんだから、失敗してもいい。

僕は無意識のうちに、教習の段階から完璧にやり遂げようとしていたので緊張が高まっていたんです。そもそも教習とは、教えてもらって習うことなんだから、どんどん失敗しよう、と思うようにしたら、だいぶ気が楽になりました。

2.無理やり緊張をほぐそうとしない。

僕の最大の敵は「緊張すると身体がガチガチになって実力が発揮できない!」という思い込みでした。緊張してはいけない!と思いこんでしまうと、緊張している自分に焦って、より緊張してしまうという悪循環に陥ります。

「私も最初に乗ったときには、足はガタガタ震えるし、1時間乗り終わると緊張の余り、胃が焼けるように痛くなりましたが、」

引用 :  普通免許を持っている中年が、普通二輪を取るためのガイド- 勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!

勝間和代さんのこの文章を読んで、だいぶ吹っ切れました。誰だってある程度は緊張するものです。無理やり緊張をほぐそうとするのではなく、緊張しながらも、しっかりと教習を受けられるようにしよう、という方向にシフトチェンジしたら、だいぶ気が楽になりました。

3.根拠なく自分を信じる。

人間は普段、自分の能力の5〜10%ほどしか使っていないと言われています。残り90%の潜在能力は、根拠なく自分を信じて潜在意識を解き放つことで引き出すことができるそうです。

自分にはまだまだリザーブタンクに余力がある(90%も!)と思うと、なんだかできる気になってくるものです。「俺にはできる!」と思うだけで、その潜在能力を使えるんだから、大丈夫、できるよ!と自分自身に言い聞かせると、不思議なものでその気になってきます。

緊張が緊張を呼ぶ悪循環の反対で、自信が自信を呼ぶ超上向きのスパイラルです。

僕らは「こころ」を磨くことで、どこにだって辿り着くことができる。 | CLOCK LIFE

 

 

 

 

4.本質と目的を(あらためて)見極める。

僕が最近、緊張をほぐすためだけではなく、人生を幸せで輝けるものにするために、あらゆる局面で行うようにしているのが、この「本質と目的を見極める」ということです。

教習の本質とは何か?

教習の本質は、「これからずっと(一生)安全に運転できるだけの技術と知識を身につけること」です。言うまでもない当たり前のことなんだけど、これをきちんと意識するだけで、だいぶ気が楽になるものです。

なぜなら僕は無意識のうちに「教官に怒られたくないな」とか「失敗してハンコもらえなかったらかっこ悪いな」とかいうような外面的なことに気をとられて、余計に緊張していたんです。

本質が理解できていれば、もし教官が怒るのであればそれなりの理由があるのだと思えるし、失敗してハンコがもらえなければもっと練習する必要があるのだと素直に思うようになれるので、ずいぶんとリラックスできます。

教習の目的は何か?

目的と本質は同じようなものですが、目的は個人的に微妙に変わってきます。

「しっかり完璧に技術を身につけたい」という人もいれば、「とにかくどんな手を使ってでも最短で教習を終えたい」という人もいるでしょう。「仕事や家事が忙しいから、できる範囲でがんばりたい」という場合もあるでしょう。

完璧に技術を身につけたいのなら、家に帰ってから教本を読んで予習復習をする必要があるでしょうし、最短で終えたいのなら、インターネットで教習のコツを調べたりすることもできます。仕事や家事が優先の人は、それなりに時間がかかってもしょうがないと割り切るしかありません。

いずれにせよ、自分がどういう態度で、どういう目的に向かっているのかを意識できると自然とリラックスしてきます。

緊張する自分を認めたら楽になった。

僕にとっていちばん大きかったのは「過度に緊張してしまう自分を認めたこと」でした。

若い頃は目立ちたがり屋で、文化祭でステージに立ったり、大勢の前に出ることが好きだったので、今になって緊張してしまう自分を認めたくなかったんだと思います。「僕はこんなはずじゃない」という幼い自尊心が、余計に緊張を増幅させてしまったいたんですね。

でも一旦そんな自分を認めてしまったら、すごく楽になりました。今までは「こんなことで緊張している僕はダサい」としか思えなかったけど、今は「緊張を乗り越えて目的を達成するほうがカッコイイ」と思えるようになったのでしょう。まあ考えてみれば、こんな歳まで歪な自尊心を抱えてきてしまったのだと恥じ入るところですが、今ならこんな僕だってへらへら笑いながら言えます。

「俺チキンだからさ〜、ガチガチになっちゃうんだけど、何でもガンガンチャレンジしちゃうよ〜」

ということで、楽しんでいきましょう。次回へ続く。

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