投稿者: 茅ヶ崎の竜さん

飲みたい夜が終わるとき。

今でも、イヤなことがあったり、大きな疲労や達成感が混ざったりして、ワケもなく〈飲みたい夜〉というのはある。けれどあの頃のように、自分の心をなかったことにして自分を痛めつけるようなことはなくなった。それはずいぶん長い時間だったのだけれど。

秘密の入り江、『真夏の方程式』の民宿へ。竜さんちの西伊豆旅2018夏 ①

「ただただ綺麗な海でシュノーケリングをしたい」という長女の希望に沿って伊豆方面を調べていたら、海から歩いてすぐの場所に、大衆的で味のある民宿を見つけた。岩場に囲まれたこぢんまりとした美しい湾に、沖縄みたいにクリアな水が寄せている。さらに調べてみると、ある映画のロケ地として使われたところだという。

たゆたう真夏のオリーブ。

今日も朝から暑くって、とても外に出る気にはならないので、窓を閉めきってエアコンを効かせた書斎から、オリーブの木を眺める。なるほど……風に揺れるオリーブの枝葉が、目にも涼しい。〈たゆたう光と影。清さと濁り。愛と憎しみ〉昨日見たテレビドラマのセリフを思い出したりして。目に見えるところに草木があって、ゆらゆらと風に揺れているところを眺めているだけで、なんとなく心が落ちつくものなんだな。人は元来そういうところがあるらしくて、河の流れとか、波の動きとか、焚き火の炎とか、揺れる木々の葉とか、形を変えながら動いて定まらないもの、〈たゆたう〉ものに、沈静を得るらしい。

子どもと一緒に辞書使おう!古いiPhoneを知識の泉に。

ちなみに俺は「大辞林」「広辞苑」「ウィズダム英和・和英辞典 2」「角川類語新辞典」「Wikipedia」を入れてるから、それらをそのまま子どもたちのiPhoneにもインストール済。広辞苑とかけっこう高いけど、一回買っちゃえば、家族のiPhoneでみんなで使えると思えば安いもんだ。

痛くても、戦いたい。

戦ったっていい、よね。自分のために、痛いけど、戦う。痛みから逃れるために、これ以上痛みを味あわないために戦うんじゃなくて、痛くても、自分の道を歩く。