茅ヶ崎から丹沢の麓のラーメン屋へ。オートバイに乗る理由。
この64号線をそのままいくと、宮ヶ瀬湖ですからね、めちゃくちゃ大自然の中ですよ。ヤビツ峠から宮ヶ瀬をぐるっと回ってZUND-BARってのが、ルート的にはいいんだけどね。
ワークブーツの手入れをする。手を動かす。妄想を追いやる。
やたらと気の重い日がある。低気圧のせいなのか、バイオリズムか。そういう日は、物事を複雑に考えてしまう前に、ありもしない想像をたくましくする前に、早めに手を打つことにする。
iMacでテレビを観ながら、ゾーンと静謐の泉へ。
iMacで〈StationTV Link〉ってアプリを使って、リビングにあるBlu-rayレコーダーからWi-Fiで飛ばして、32インチのサブディスプレイに出力して観てる。このアプリ、Amazonで買えるんだよおもしろいでしょ。
許されざる僕らは誰に許されないのか。クリント・イーストウッドってものすごくないですか?
この人の映画に一貫しているテーマが、〈贖罪〉なんですね。パターンはいろいろあるけれど、誰かを傷つけたり、傷つけられたりした人たちが、その心の傷と罪を背負って、苦しみながら、罪を償おうと足掻いてく。
まどろんだ午後のロードショーで。
よく考えたらタイトルが『カメラを止めるな!』で、キャッチコピーが「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる」ですからね、そりゃカメラを意識しちゃうし、「終わったと思っても何かあるんだなきっと!」ってなるでしょう。
罪の意識とひきかえに。たぁぁぁかねの花よ。 #高嶺の花
はっきり言って、引きこまれるほどおもしろいドラマ、というわけじゃない。それでもとりあえず毎週見てしまうのは、何がかろうじて僕をテレビの前に引き留めているかといえば、石原さとみちゃんの可愛さ以外には、ひとつにお家元の存在がある。
飲みたい夜が終わるとき。
今でも、イヤなことがあったり、大きな疲労や達成感が混ざったりして、ワケもなく〈飲みたい夜〉というのはある。けれどあの頃のように、自分の心をなかったことにして自分を痛めつけるようなことはなくなった。それはずいぶん長い時間だったのだけれど。
たゆたう真夏のオリーブ。
今日も朝から暑くって、とても外に出る気にはならないので、窓を閉めきってエアコンを効かせた書斎から、オリーブの木を眺める。なるほど……風に揺れるオリーブの枝葉が、目にも涼しい。〈たゆたう光と影。清さと濁り。愛と憎しみ〉昨日見たテレビドラマのセリフを思い出したりして。目に見えるところに草木があって、ゆらゆらと風に揺れているところを眺めているだけで、なんとなく心が落ちつくものなんだな。人は元来そういうところがあるらしくて、河の流れとか、波の動きとか、焚き火の炎とか、揺れる木々の葉とか、形を変えながら動いて定まらないもの、〈たゆたう〉ものに、沈静を得るらしい。